東京大学合格を目指して国立情報学研究所などが開発した人工知能が、去年に比べて学力を伸ばし、ことしは予備校の模擬試験で国公立大学を含む470余りの大学に合格できる成績となりました。 研究グループはプロジェクトを通じ、「人工知能の可能性と限界を明らかにしたい」と意気込んでいます。 この東大合格を目指す人工知能は「東ロボくん」と呼ばれ、国立情報学研究所の新井紀子教授らの研究チームが開発しています。 2度目の挑戦となったことしの模試の結果は2日、東京の大手予備校で発表され、すべての科目を合わせた偏差値は、去年の45.1から47.3へと伸びました。 この成績は、目指す東大合格にはまだまだ届きませんが、国公立大学4校を含む470余りの大学で「合格率80%以上」を示すA判定となりました。 5教科7科目の成績は、国語と英語、世界史、それに2科目の数学のうちの数2・Bが平均点を超え、特に英語は偏差値が10近
参院選挙制度改革をめぐる議論が迷走している。「一票の格差」是正に向けた与野党の選挙制度協議会が31日、新座長に就任した自民党の伊達忠一参院幹事長の下で、約50日ぶりに再開した。党内調整に手間取っていた自民党は4案を提示した。ただ、最大格差を何倍まで容認するかを示さず具体性に乏しい案だったため、他党は反発。議論は紛糾し、各党の歩み寄りは困難な状況となった。 協議会で自民党は、改選2人区の宮城、長野、新潟を1人区にし、北海道、東京、兵庫の改選議席を1増する「6増6減」に加え、選挙区と比例代表の定数を調整する案など4案を提示した。しかし、その定数をどの程度増減させるかは示されていなかった。 4案には隣接選挙区を統合する「合区」案も含まれているが、合区案は自民党内で反発が強く、これを主導した前座長の脇雅史・自民党前参院幹事長の更迭劇に発展した代物だ。党内の反発を気にしてか、今回提示した合区案には対
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