1974年創業のアメニティーズは、長野県を中心に17店舗のパチンコ店を展開、ほかにもシネマコンプレックスやカラオケボックスなどのアミューズメント施設を運営している。主力であるパチンコ店のビジネスは拡大してきたものの、大手パチンコチェーンの進出などもあり、経営環境は楽観できるものではなかった。 現在、パチンコ店で利用されている遊技台は、デジタル化が進んだこともあり非常に高価だ。1台1台を管理し、確実に利益を確保しなくてはならない。対象は遊技台という機械ではあるが、この管理はいわば労働分配率と同だ。個別に掛かるコストを低減し、利益を増やし、遊技台の「労働生産性」を高める工夫が必要になる。 「せっかくいい台を購入したのに、店舗によっては十分に活用できないこともある。台を個別に管理し、いかに顧客の遊びをサポートしていくかがカギ」 アメニティーズ 常務取締役の久保田雅一郎氏は、他社との競争に勝利する
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