日本共産党の小池晃書記局長は27日夜のBSフジ番組「プライムニュース」で、外交・安全保障や物価高騰対策など参院選の基本政策について縦横に語りました。 小池氏は、ロシアによるウクライナ侵略に乗じた軍事費倍増や敵基地攻撃能力の保有、9条改憲など軍拡の大合唱について、「軍事力一辺倒でいいのかが問われている。憲法9条を生かした徹底した平和外交こそ必要だ」と強調しました。 政治ジャーナリストの田崎史郎氏から「ロシアのウクライナ侵攻を見て、外交や国連の無力さを感じる人が多いのではないか」と問われた小池氏は、ウクライナの国連大使が「国連は完璧ではないけれど、国連全体が失敗したというのは言い過ぎだ。もし国連がなくなれば悪の目的に資することになる」と述べたと紹介。国連特別総会で圧倒的多数がロシアの侵略を非難し、国際刑事裁判所や国際司法裁判所がロシアを糾弾していることを示し、「国連は無力だといわれるが、決して