バチカン市国で、法王を選出する会議「コンクラーベ」が始まる前日の会議に出席するセオドア・マカリック枢機卿(肩書は当時、2013年3月11日撮影、資料写真)。(c) Johannes EISELE / AFP 【2月17日 AFP】ローマ法王庁(バチカン)は16日、ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王(Pope Francis)が、性的虐待疑惑が持たれていた米国人のセオドア・マカリック(Theodore McCarrick)米ワシントン名誉大司教(88)の聖職を剥奪したと発表した。 マカリック氏は昨年7月、聖職者としての活動を禁止されバチカンの枢機卿会を辞任。今年1月にバチカンの法廷で10代の未成年への性的虐待の罪により有罪とされ、2月にはフランシスコ法王もその判決を認めていた。発表によるとマカリック氏は「職権を濫用し、未成年および成人と第6戒(姦淫してはならない)を破る罪」を犯したとい
![ローマ法王、性的虐待で元枢機卿の聖職剥奪](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5dff25c421e50483337d0bc6e0929bbc8413719b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F1%2Fe%2F1000x%2Fimg_1e8e890567583ad01b643b91b8d0d570192869.jpg)