ドーシー氏は声明で「社は創業者から次に移る用意ができた」とした上で、「ツイッターのCEOとしてアグラワル氏を強く信頼している。彼のこの10年間の仕事は転機をもたらしてきた。その手腕と誠意に深く感謝している。彼が社を率いるべき時が来た」とコメントした。 ドーシー氏はモバイル決済サービスを手掛けるスクエアの会長兼CEOでもあり、この数年は暗号資産(仮想通貨)、特にビットコインに一段と強い関心を寄せている。同氏は06年にツイッターを共同で創業した後、08年にいったんCEOを退任し、15年に復帰していた。広報担当によると、ドーシー氏はスクエアの経営は続けるという。 ブルームバーグ・インテリジェンス(BI)のアナリスト、マンディープ・シン氏は「ツイッターと他のソーシャルメディアを比べた時、ユーザーとのつながりが強い割りには一部ソーシャルメディアほど収益化できていない」と指摘。「1人の人物が2社のCE