6月22日から始まる参議院議員選挙の公示前、最後の日曜日となった6月19日。東京・有楽町駅前では野党3党首と市民連合が「みんなのための政治を、いま。」と題して集会を開き、安倍政権打倒を訴えました。しかし野党と市民連合は、石川選挙区でカルト宗教「浄土真宗親鸞会」の信者で偽装勧誘にも関わっていた柴田未来(しばた未来)氏を推薦。党首クラスを石川県に投入して支援し、市民連合やSEALDsも、左へならえとばかりにこれに追随しています。カルト問題という人権問題の存在や被害者団体の声を無視した「みんなのための政治」という欺瞞。本紙が繰り返し報じてきた柴田問題から、野党ファシズムの本性を改めて検証します。 ■選挙のために“偽装脱会” 柴田氏が浄土真宗親鸞会の現役信者であることを最初に報じたのは、今年2月24日の日刊ゲンダイでした(Web配信は翌25日)。翌日、本紙がさらに詳しくこの問題を報じます(本紙2月