産経新聞大阪本社の男性記者が、紙面に掲載されていない原稿の下書きを去年、取材関係者に渡し、原稿の画像がインターネットの第三者のブログに掲載されていたことがわかりました。産経新聞社は「事実ではない情報を流出させたことを重く受け止め、関係者に深くおわびします」と話しています。 その後の取材で、原稿は内容が事実ではないと判断され、紙面には掲載されませんでしたが、去年12月になって、第三者が運営するインターネットのブログに画像が掲載されていたことがわかったということです。 このため、ブログの運営者に画像の削除を求めましたが、現在も削除されていないということです。 産経新聞社広報部は「記者倫理に反する行動により、事実ではない情報を流出させたことを重く受け止めており、関係者に深くおわびします。厳正に対処するとともに、改めて記者教育を徹底します」と話しています。