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ブックマーク / www.asaho.com (2)

  • 直言(2017年10月18日)憲法研究者に対する執拗な論難に答える(その2)――「国家の三要素」は「謎の和製ドイツ語概念」なのか

    総選挙という重大事態のなかで、憲法の教科書に出てくるような概念をあれこれ論ずるというのはどうなのか、とお思いの読者の皆さんも少なくないだろう。だが、今回も、憲法学と憲法研究者に対する執拗な難癖を行っている篠田英朗氏に対する批判を行う。前回は「9条加憲」の問題と、立憲主義の基的な理解をめぐる問題だった。今回はより教科書的な議論であるが、引き続き徹底批判を継続する。 Ⅳ. 国家の三要素をめぐって 1 どこが「謎の和製ドイツ語概念」なのか 「芦部信喜『憲法』の冒頭部分を見てみよう。 一定の限定された地域(領土)を基礎として、その地域に定住する人間が、強制力を持つ統治権のもとに法的に組織されるようになった社会を国家と呼ぶ。したがって、領土と人と権力は、古くから国家の三要素と言われてきた。 実は、この芦部の基書の冒頭に出てくる「統治権」や「国家の三要素」といった概念には、実定法上の裏付けがない。

    直言(2017年10月18日)憲法研究者に対する執拗な論難に答える(その2)――「国家の三要素」は「謎の和製ドイツ語概念」なのか
    mekurayanagi
    mekurayanagi 2017/10/19
    “篠田氏の文章には、ネトウヨ系のブログやツイートの世界と同様の荒野を感じる。”
  • 直言(2017年10月16日)憲法研究者に対する執拗な論難に答える(その1)――「9条加憲」と立憲主義

    しばらく「中欧の旅」の連載や解散・総選挙についての話題はお休みして、憲法学や憲法研究者に対して執拗な論難を加えている篠田英朗氏(東京外国語大学教授、国際政治学)について長文の批判を行っておくことにしたい。篠田氏は『集団的自衛権の思想史――憲法九条と日米安保』(風行社、2016年、以下『思想史』という)および『ほんとうの憲法――戦後日憲法学批判』(ちくま新書、2017年、以下『ほんとうの憲法』という)、さらに自身のブログ「「平和構築」を専門にする国際政治学者」などにおいて、憲法研究者に対する論難を続けているのだが、それは他分野からの憲法学への建設的な批判というものではなく、名指しされた当事者が反論するのもはばかれるような難癖に近いものが目立つ。主要打撃の方向はもっぱら「東大法学部出身の憲法学者たち」「東大法学部出身者たちを頂点とする「法律家共同体」」である。「ふりかかった火の粉は払わねばな

    直言(2017年10月16日)憲法研究者に対する執拗な論難に答える(その1)――「9条加憲」と立憲主義
    mekurayanagi
    mekurayanagi 2017/10/16
    篠田英朗氏の藁人形憲法論への具体的反論。国際政治学者ってこんなお粗末なのがデフォなの?
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