ワーキングマザーは毎日が綱渡りのはず。小渕さんは1歳5カ月の長男を抱え、どんな生活を? 「余裕がある日は夕方6時半ごろ、長男を保育園に迎えにいきます。食事は園で済ませているので、お風呂に入れて一緒に10時に寝てしまう。朝は5時過ぎに起きて、子ども用のジャガイモスープを作ったり」。つわりが激しく、自分の食事をきちんと作る余裕はない。洗濯は最小限、掃除機もごぶさたがちで、「長男がぜんそくになるかも……」と小声でつぶやいた。 お付きの人やベビーシッターが手厚い保育態勢で支えているのかと思いきや、母子2人で格闘しているらしい。「少子化担当相として『2人目を考えましょう』とPRもするけれど、2人目こそ大変だと、実感してます」 少子化対策の基本は、男性が長時間労働を改めることだといわれる。夫が少しでも早く帰宅して子どもと遊び、家事に手を貸してくれるだけで、働く妻も専業主婦も救われる。で、夫の協力は?