幻のスポーツカーがエコカーで蘇る−。京大生を中心に設立されたベンチャー「グリーンロードモータース」(京都市左京区)は5日、同市に拠点を置く自動車メーカーが開発したハンドメイドのスポーツカー「Tommykaira(トミーカイラ)」シリーズを電気自動車として復活させると発表した。試作車は11月に発表する予定で、市販化も検討している。 「トミーカイラ」はトミタ夢工場が生産・販売するスポーツカーのブランド名。昭和60年頃から国内外の市販車をベースに洗練されたオリジナルデザインの車を発売してきた。 グリーンロードモータースが復活させる「Tommykaira ZZ」は、平成7年に発表された初の完全オリジナル車。200台以上生産され、国内外で高い評価を受けた。さらに「ZZ」の後継として開発されながら市販に至らず、愛好家から幻のスポーツカーと呼ばれる「ZZII」の開発準備も進めている。 試作車は11月に発