アメリカ西部、ロサンゼルスでトランプ政権が進める滞在資格のない移民の大規模な摘発が相次いで行われ、これに反発した住民と移民当局との間で衝突が起きています。 アメリカのメディアによりますとロサンゼルスでは6日、政府の移民税関捜査局の捜査官たちが、移民が多く集まる中心部の衣類品の倉庫など複数の場所に捜索に入り、滞在資格のない移民の摘発を行いました。 これに抗議する住民たちの一部が物を投げるなどしたのに対し、移民当局は催涙弾などで威嚇し、周辺は緊迫した空気に包まれました。 ロサンゼルス周辺では7日も移民当局と住民との間で衝突が続いています。 国土安全保障省の高官はSNSのXに、移民当局の摘発でこの1週間にロサンゼルスでは118人を逮捕し、中にはギャングのメンバーや麻薬取引などの犯罪歴のある人物もいたと投稿しました。 これに対し、ロサンゼルスのバス市長は「多方面で貢献してくれる移民たちの街の市長と
