国文学の藪本です。 先日、『アジア遊学』という雑誌の先々月号を入手しました。 今度博論でメインテーマにする予定の古典文学作品『義経記』に関する論文が載っていたので。 その論文は、『義経記』の本文に反復して現れる文字列を統計的に解析する、という、奇抜とも言える内容でしたが、中世の『義経記』と現代のライトノベルとの間に近似性が指摘されている部分は非常に面白く、義経とハルヒやナデシコを並べる論者の勇気に脱帽しました・・・(私も同じようなことを考えていただけに)。 意欲的・冒険的な論文を掲載する『アジア遊学』は要注目です。 ちなみに、この雑誌の先月号は『水滸伝』の特集でした。 ということで、『水滸伝』と『紅楼夢』を輪読している古典ゼミ「東アジアにおける「伝統的社会の形成」研究会」は、以下の通り開催いたします。 ・日時:6月18日(金)17:00~19:00 ・場所:A221共同談話室 ・報告①「魯
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