ザ・ワゴンと呼ぶにふさわしい存在感とライバルを凌駕する実用性、走り、安全性が備わったボルボV60。その佇まいにはジャーマン・プレミアムとはひと味違ったステータス性が備わっていた。自動車ライターの佐藤篤司氏がリポートする。 美しさを損なわずに実用的なサイズダウンを敢行 北欧のプレミアブランドであるボルボの存在感が、日本でも増してきている。昨年の日本カー・オブ・ザ・イヤーを獲得したXC60、そして今年はコンパクトSUVの本命として上陸してきたXC40が売れ行き好調。どちらも、かなりの納車待ちが発生しているという。 しかし、よく見ればどちらもSUV。もちろん、この2台のSUV、出来映えはどれも高評価に値する仕上がりで人気の理由も分かる。それでも、時代錯誤といわれるかもしれないが、ボルボの本筋はステーションワゴンという思いを抱いてしまうのだ。だから新型V60の日本導入は、個人的にとても興味が湧いた
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