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老舗『京都一の傳』が伝授する京都伝統の味、西京漬の美味しさと奥深さ
ほかほかの炊きたてご飯が美味しいこの季節に、ぜひとも食卓に載せたい美味がある。それは、京都の伝統... ほかほかの炊きたてご飯が美味しいこの季節に、ぜひとも食卓に載せたい美味がある。それは、京都の伝統料理のひとつである西京漬。西京漬といえば、懐石料理や松花堂弁当といった、高級な京料理というイメージが強いが、実はふだんの食事でこそ楽しみたい奥深い滋味がある。その魅力を、100年近い歴史をもつ西京漬の老舗「京都一の傳」が教えてくれた。 西京漬とは、鮭や鰆などの魚を西京味噌に漬け込んだ、言うなれば魚の漬物。食材を保存のために味噌に漬ける方法は、古く平安時代からあったが、魚の味噌漬けも、傷みやすい魚の保存方法のひとつとして始まったと言われる。その味噌漬けの味噌に、なぜ西京味噌が選ばれたのか? そこには、料理の見た目に特別な関心をはらう、京都ならではのこだわりがある。 西京味噌といえば、米麹をふんだんに使った、京都で作られる甘口の白味噌。この京都の白味噌が、味噌漬けにしたときに魚の色をそのままに残すの
2018/11/24 リンク