本当に仕事のできる方々とお話をしていると、ある共通項が見える。それは、 できる人は「褒められたい」と思わない というものだ。 スタートアップの経営者や腕のたつプログラマー、大規模プロジェクトマネジャー、著名NPOの代表、官僚、大企業の本部長、芸術家、大学教授など、様々な人々に話を聞いたが、この傾向は一貫している。 もちろん例外もある。たまたまうまく行ってしまった人などは「褒められたい」が強すぎて、周りの人々に迷惑がられているケースも多々あるが、10年以上、結果を出しつづけている人には共通してその傾向はあると見てよいと思う。 そのような人々の根幹にあるのは「褒められたい」ではない。もちろん「賞賛されたい」でも「すごいと思われたい」でもない。 彼らを動かすものは「自分を評価するモノサシは、成し遂げた業績によってのみ」という揺るぎない価値観だ。 彼らの評価を決めるのは他者ではない、では自分で決め