雑記 「人生、宇宙、すべての答え」とGoogle検索バーに入力すると「42」が回答されることはあまりにも有名ではあるが42をある規則に従って3回数学的に変換させると「黒髪ロング」になることはあまり知られていないはずだ。それに気づいている人間は2人いて1人を「彼」、もう1人を「私」とまずは定義しておこうと思う。 私は彼が好きである。 好きという気持ちを誰にでも理解できる形で言葉にすることは難しい。私の「好き」を私の言葉で私なりに形にすることはできる、しかしそれはあなた「好き」とどこか異なっているだろう。私に通じる私だけの言葉、それは「祈り」と呼ばれるに違いない。異邦人にロボットに宇宙人に、信仰を共有しない存在に祈りを届けることはできない。「1+1=2」のように誰にでも理解できる形で気持ちを言葉にしようとするとき祈りは普遍をめがけて駆け上る、祈りは詩や物語になる。しかし「好きという気持ち」を