そもそも電気(電場)と磁場は切っても切り離せない関係です。 導線を電流が流れるとその導線のまわりには磁場が発生します。磁場の向きは電流が流れる方向に向かってぐるっと時計回り(右回り)の方向です。 このように、電流の周りに環状の磁場が発生するのを「アンペールの法則」と呼びます。 また、電流の流れる方向に対して右ねじを回転する方向に磁場が発生するため、これを「右ねじの法則」といいます。普通のねじをドライバーで締めていくと、時計回り(右回り)に回転すると締まります。これが右ねじです。 ちょうど絵のように右手で親指を立ててグッドサインを作ったとき、親指の方向が電流、他の指が磁場の回転方向を示します。 また、電流と磁場を入れ替えても、同じ右ねじの関係が成り立ちます。下図のように、円形に電流が流れる場合に、右ねじの進む方向に磁場が発生します。 コイルに磁石を近づけると電磁誘導でコイルに電流が流れるんで