イギリス国防省近くにあるグルカ兵の像。台座には交叉したククリの意匠と、インドの言語の研究者であるラルフ・リリー・ターナーによる「勇者の中の勇者。寛大な者の中の最も寛大な者。あなた方ほど忠実な友人を我が国は他に知らない。」という文章が添えられている グルカ兵(グルカへい、Gurkha)とは、イギリス軍におけるネパールの山岳民族出身の兵士。 「グルカ」はネパールの首都カトマンズから西に約80キロメートルのゴルカ(英語:Gorkha ネパール語:गोरखा)という地名に由来する。「グルカ」は「ゴルカ」(サンスクリット語発音:gau raksha)の英語訛りである。英・ネパール戦争当時、ネパール王国を支配していたのはゴルカ朝だったことから、イギリス人はネパールを「グルカ」と呼んでいた。 しばしばグルカ兵は「グルカ族」という民族の兵士だと思われているが、実際にはグルカ族という民族はなない。グルカ兵は