ブックマーク / bijutsutecho.com (4)

  • 文化庁、補助金不交付決定前の審査で意見聴取を行わず。内部のみで審査

    文化庁、補助金不交付決定前の審査で意見聴取を行わず。内部のみで審査文化庁による「あいちトリエンナーレ2019」に対する補助金不交付問題で、同庁が不交付決定前審査で意見聴取を行わず、内部のみで審査していたことがわかった。 文化庁の地域文化創生部 出典=ウィキメディア・コモンズ 文化庁が「あいちトリエンナーレ2019」への補助金不交付を決定した問題で、同庁がそのプロセスにおいて、外部審査員の意見聴取を行わず、文化庁内部のみで審査していたことがわかった。「文化・芸術分野における公的資金助成外部審査員従事者等有志」が明らかにした。 「あいちトリエンナーレ2019」は、文化庁が公募した「日博を契機とする文化資源コンテンツ創成事業(文化資源活用推進事業)」で採択され、約7800万円が交付される予定だった。この採択に携わった任期中の6名(氏名未公表)に対し、採択後の不交付決定前の審査では意見聴取をい

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  • バンクシーのネズミはなぜ傘をさしているのか? ストリートの現実主義とファンタジー

    バンクシーのネズミはなぜ傘をさしているのか? ストリートの現実主義とファンタジー 2019年1月に東京・日の出で発見され、都が撤去した「バンクシー作品らしきネズミの絵」。作の議論のひとつが、バンクシーのものかという作品の真贋。また、バンクシー人によるものだと判明した場合にも、作品を一般公開することは公共物に描かれた「落書き」を都が認めることになり、ダブルスタンダードではないかという批判も出ている。また、バンクシーの手法を真似た作品も日各地に出現するなか、「この騒動すべてがバンクシーの作品と呼べるのではないか」という指摘もある。バンクシーに直接インタビューをした経験を持ち、バンクシーに関するの翻訳を多く手がけてきた鈴木沓子は、一連の騒動をどう見ているのか。作品の意味を解説する。 文=鈴木沓子 東京・日の出駅近くの防潮扉で発見されたラット(ネズミ)のステンシル画 画像提供=東京都 バン

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  • 草間彌生の新たな贋作展が発覚。草間自らコメントを発表「本当に残念」

    草間彌生の新たな贋作展が発覚。草間自らコメントを発表「当に残念」中国で開催されていた草間彌生の贋作展が少なくとも7ヶ所で行われていたことが発覚。草間が理事長を務める草間彌生記念芸術財団は11月2日、「草間彌生の作品展を名乗る贋作展覧会について」と題した新たな声明を発表し、草間人もコメントを寄せた。 上海 LuOne 凯德晶萃广场での贋作展の様子 Courtesy of YAYOI KUSAMA FOUNDATION 2018年9月以降、中国の上海市および湖南省長沙市において開催されていた、草間彌生の贋作を展示する展覧会。これらはすでに、草間彌生が理事長を務める草間彌生記念芸術財団の強い抗議によって中止された。 しかし、これ以前にも広東省深セン市及び広州市、ならびに湖北省の武漢市、江蘇省蘇州市、天津市、山東省青島市 及び淄博市、重慶市、新彊等中国各地において同様の展覧会が、草間および財団

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  • イントロダクションとしての ヴァージル・アブロー

    イントロダクションとしての ヴァージル・アブローカニエ・ウェストのクリエイティブ・ディレクターで、建築家、アーティスト、デザイナーなど多様な肩書きを持つヴァージル・アブロー。ジャンルを超えて複層的な活動を見せる彼を育んだ背景とはどのようなものか? ファッションブランド「writtenafterwards」を手がけ、展覧会のアートディレクションやファッション学校「coconogacco」の運営を行う山縣良和によるヴァージル・アブロー論。 文=山縣良和 ヴァージル・アブロー 21世紀型資主義社会におけるアイロニカルでシンボリックなアイコンとしてのアーティスティック・ディレクター 2018年3月、ファッション界に大きな衝撃が走った。ヴァージル・アブローがルイ・ヴィトンのメンズのアーティスティック・ディレクターに就任したというニュースによるものだ。 なぜ衝撃が走ったのか。それは大きく2つの要因か

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