「異能」ともいえる際立った能力や実績を持ち、周りから一目置かれるエンジニアを1カ月に1人ずつ取り上げ、インタビューを掲載する。今月取り上げるのは、ポケットチェンジで新サービスの開発責任者を務める深町英太郎氏。Common Lispというプログラミング言語を得意とし、多くのオープンソースソフトウエアを公開していることで知られる。今回は、Common Lispに出合った経緯を中心に聞いた。 情報科学科を選んだのは、そもそもプログラミングをやりたいと思っていたからです。理由はWebの原体験です。中学生の頃に病気になって学校に行けなくなったときに、家に引きこもってゲームをしたりしていました。 友達と会う機会もなく孤独を感じていました。そんなときにWebに自分のことを書いて他の人が読んでフィードバックをくれるのが自分にとっての救いでした。そこでWebサービスを作りたいと思い、そうしたことができる大学
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