テレビ番組などで流通の仕組みを分かりやすく解説し、親しまれた流通ジャーナリストの金子哲雄さんが、2日午前、悪性腫瘍の1つ、肺カルチノイドのため、東京都内の自宅で亡くなりました。41歳でした。 金子哲雄さんは、大学を卒業後、石油会社勤務を経て、経営コンサルタントとして独立しました。テレビやラジオの番組には流通ジャーナリストとして出演し、世界の行列のできる店の経営ノウハウなどを分かりやすく解説してきました。 このうち、NHKの朝の情報番組「あさイチ」では、野菜が高騰する仕組みや円高を暮らしに生かす方法などを紹介し、親しまれました。 金子さんは、去年6月に体調を崩し、療養を続けていましたが、2日午前1時18分、悪性腫瘍の1つ、肺カルチノイドのため亡くなりました。 通夜は4日、告別式は今月5日に、それぞれ東京・港区の心光院で営まれます。