群馬県渋川市の遺跡で全国で初めて見つかった古墳時代のよろいを着た男性の骨について、よろいの表面に残っていた繊維状のものは、よろいをつなぎ合わせる「組みひも」だったことが新たに確認され、群馬県は引き続き当時の生活の解明に向け調査を進めることにしています。 群馬県渋川市の金井東裏遺跡では、おととし古墳時代のよろいを着た男性の骨やかぶとなどが見つかり、県は近くにある榛名山の噴火による火砕流に巻き込まれたとみて、専門家による検討委員会を設置して調査を進めています。 これまでの調査で男性のよろいの表面で見つかった繊維状のものは、複数のひもを交差して作った「組みひも」であったことが新たに分かり、このひもでよろいをつなぎ合わせていたと考えられるということです。 県は今後、男性の奥歯からDNAを採取するなどして分析し、男性やその先祖がどのようなルートをたどって遺跡周辺に住んだのかや何を食べていたのかなどに
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