芸能人の偽サインをインターネットで売ったとして、宮城県警は7日、仙台市青葉区宮町1丁目、イベント企画業六波羅(ろくはら)雄飛容疑者(29)ら4人を詐欺の疑いで逮捕し、発表した。ネットの記録などから、4人が昨年1年間で色紙など約1万4千点を約6千人に売り、被害総額は約3千万円に上ると県警はみている。サインは印刷ではなく、本物の筆跡をまねて手書きされていたという。 六波羅容疑者は「サインは自分が書いた。(偽物であっても)ファンが喜んでいるのでサイン本来の目的を果たしており、詐欺ではない」などと容疑を否認しているという。 ほかに逮捕されたのは、遊技場従業員片岡まどか(25)=仙台市青葉区宮町1丁目=、会社役員六波羅弘美(69)=同市太白区長町3丁目=、無職兼子雄太郎(31)=同区金剛沢3丁目=の3容疑者。うち2人は容疑を否認し、1人は認否を保留している。 県警によると逮捕容疑は、昨年10月~今年