昨日は日経平均が1089円安 でも、16日のニューヨーク市場は401.35ドル高 ということは、今日の日本市場も高くなるかな。 今朝の日経のトップば「日米欧 時価会計一部凍結へ 金融危機封じへ非常手段」やっぱりね。という感想しかありません。日本は、特別だといいたい人がいるのかもしれませんけど、日本の会計基準だけ、他の国と異なるとやっぱりまずいですよね。 地方銀行からの要請があったということですが、勉強したことの受け売りですが、地方銀行というのは、地場産業を営む企業へお金を貸して利ざやを稼ぐのが本来の姿ですが、なかなかいいお客さんがいない。ほんとうにいいお客さんは、地方銀行よりも都銀の方へいってしまうことが多いのかもしれないし、地方銀行に近寄るお客さんは、いまいち信用力に難がある。でも、お金はいっぱいある。そうするとどうなるかというと、地方銀行が生命保険会社のような機関投資家状態になって、う
今日は月曜日だけど休日♪ 明日は日経が休刊の日♪ 先月は、日経が休刊の日の前日にリーマンがつぶれてしまった。ということは。。。 こんな冗談を書くと、ほんとうに恐ろしいことがおこりそうだなあ。 10月14日追加。 悪い予感ははずれ。相場は急上昇♪ ざーっと金曜日、土曜日のリーマン・CDSのねたをまとめますと CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)「企業がつぶれた場合に払ってくれる保険みたいなもん」旋風が吹き荒れている今日この頃ですが、 先週の末にCDSのリーマンの清算価格が発表されました。元本の8.6% この清算価格の意味合いがよくわからなかったのですが、その後、記事や書籍を読んで考えたのは次のようなことだと思います。 たとえば、投資家がリーマンの社債1億円買うにつき、AGI(American Ghost Institute 通りすがりさんのコメントに対して、必死に言い訳 情けない♪)と
昨日の日経の新聞の報道によると、「住宅公社CDS 清算価格、元本割れ 金融機関 多額の損失確実に」です。 このCDS(クレジットデフォルトスワップ)は、ファニーメーやフレディマックを対象に、毎月保険料みたいなものを払うけど、これらの会社が破綻した場合(政府管理下に入る場合もたぶん含まれるのでしょう)は、清算して、約束したお金を払いましょうというものなのでしょうが、約束したお金と実際に入ってくるお金の差額が損失となるようであり、その金額が半端じゃないようです。 で、なんでCDS、つまり信用リスクの問題が大きくなったのか。これは、久々の大学院の授業で教えていただいたことの復習ですが、地震保険を例にとってみます。 日本は地震が頻発する国だから、他の国の人よりは地震保険に加入している人が日本全国にいらっしゃると思います。 保険会社は保険料を集めて、運用し、万が一、地震がおこると保険金を支払います。
なんか、今日の日経はAIG祭りですねえ。昨日はリーマン祭りだったけど、次はなんだろう? AIGがおかしくなって原因は、デリバティブにちょっかいを出しすぎたことのようですが、デリバティブといっても、世の中にいっぱいあって、そのうちでもCDS(クレジットデフォルトスワップ)をやっていたようです。 CDSとは、何度かこのブログでも書いていたのですが、ようするに保険のような金融商品です。たとえば、リーマンブラザーズ(元気だったころ)のサムライ債を1億円もっている投資家に、リーマンがこけてしまいサムライ債が紙切れになったら1億円払いましょう、そのかわり毎月1万円保険料を支払ってねというようなものです。保険とちがって、たとえ投資家がサムライ債を1億円もっていなくても、リーマンがこけてしまったら1億円払ってもらえます。 そして、リーマンがほんとうにこけてしまった。そうするとお約束どおりに1億円を投資家に
既に、いろんなブログで紹介されている武富士の実質的ディフィーザンス解消です。これで、最大300億円くらい損がでるらしい。300億円(利率4%)武富士は社債を平成14年に発行したけど、これを昨年5月24日にオフバランスしたいために、おそらく、デッドアサンプション信託型を使ったようです。この効果は、年間10億円~12億円の利息の削減だそうです。 どういうスキームかというと、委託者(武富士) 受託者(どっかの信託銀行) 受益者(どっかの金融機関)という他益信託を設定します。で、信託した商品が、どうも国債のようなものではなく、仕組み債だったみたいですね。たぶん、当初は格付けが非常に高かった。でもこれ仕組んだのって昨年5月でしょ。もうサブプライム問題が火を噴き始めていたんじゃないかな。 で、このスキームのメリットというは、この他益信託とセットで、受益者が委託者のもっている社債を支払う義務をかわりに引
今朝は、日経が休みで、ネタもぱっと思い浮かばないので、最近、磯崎さんのブログで話題になっている、弁護士の新領域?から、この磯崎さんの記事の前の記事で、「法と経済学を司法試験科目に」に大賛成!ということをお書きになられ、その記事に対するコメントを広げたのが上記弁護士の新領域です。 ようするに、企業法務をなさる弁護士さんは、経済学や会計学も学んだ方がいいのではないかということです。 で、私的には、弁護士の方も企業法務(特に法人税法周り)を生業になさるなら、最低、経済学や会計学というより簿記を学んだ方がいいのではないかとコメントさせていただきました。 簿記というのは、信託大好きおばちゃんのブログにはしょっちゅう登場するものですが、人類が作った優れたツールだと思います。借方 貸方という言葉があるのですが、経済取引を2つの面から表現したものです。 たとえば、お金を100万円借りたという取引があるなら
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