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ブックマーク / takekuma.cocolog-nifty.com (11)

  • 京都は燃えているか?・前編: たけくまメモ

    「ファミ通のアレ(仮題)」カテゴリの記事 『ファミ通のアレ(仮題)・京都編』を掲載開始(2009.05.16) 京都は燃えているか?・前編(2009.05.17) 京都は燃えているか?・中編(2009.05.18) 京都は燃えているか?・完結編(2009.05.20) 京都は燃えているか?・後編(2009.05.19)

  • 『ファミ通のアレ(仮題)・京都編』を掲載開始: たけくまメモ

    ←ファミ通のアレ 1 (1) (アスキーコミックス) 以前から予告していました通り、「京都ならではの企画」を始めたいと思います。俺が羽生生純君と94年~95年に「ファミコン通信(現・ファミ通)」で連載していた『ファミ通のアレ(仮題)』という作品がありました。貧乏科学者の竹熊博士と助手の純子が、お金を稼ぐためにファミ通でゲームマンガを描こうとするのですが、最後までゲームネタにならぬまま連載が終わってしまったという、変なマンガです。 当時俺は『サルまん』(第一期)の連載を終えた後でして、今度はファミ通からマンガの連載(原作)を依頼されたはいいのですが、新キャラを作るのが面倒で、再び自分を主人公にしてしまいました。 一緒に組んだ羽生生純君は、当時はデビューしたばかりの新人で、毎週、三鷹にあった俺の家に来てもらって、一緒に話しながらネーム作りをしたことがいい想い出です。『サルまん』の時も相原コージ

  • 『ダークナイト』~苦悩映画の最高傑作: たけくまメモ

    シリーズ物の娯楽映画の中にあって、「特別な作品」として突出してしまう一がおうおうにしてあります。たとえば「007シリーズ」の『ロシアより愛を込めて』であるとか、「ルパン三世」における『カリオストロの城』のような作品です。シリーズというわけではありませんが、中川信夫監督の『東海道四谷怪談』も、芝居を含めて同じ原作が何百回もリメイクされている中での「特別な作品」だと言っていいでしょう。 いずれもシリーズ物に来内包されている「設定とキャラクターの面白さ」に加えて、スタッフや役者の才能が絶妙のタイミングで絡み合って、シリーズでも二度と再現できないような、奇跡的傑作になってしまったものです。 現在公開中のクリストファー・ノーラン監督『ダークナイト』もまた、「特別な作品」であります。『バットマン・ビギンズ』に続く、「新生バットマン」シリーズの最新作。これも60年代のTVシリーズや、ティム・バートン

  • 宮崎駿のアヴァンギャルドな悪夢: たけくまメモ

    昨日の土曜日、宮崎アニメの新作『崖の上のポニョ』を見てきました。一応、ネタバレにならない範囲で感想を書きますと、見たことがない種類のアニメーション映画でした。アニメーションとしても映画としても、似た作品を俺は思い当たらないし、過去のどの宮崎アニメとも似ていません。 もちろんキャラクターとか、ディティールの演出やセリフはいかにも「宮崎駿」なんですよ。確かに宮崎アニメに違いないが、見ている最中の「違和感」は、これまで感じたことがないほどのものです。まるで、はっと気がついたら父親が人間モドキに変わっていたような感じ。 『魔女の宅急便』を試写で見たときに、それまでの宮崎アニメと雰囲気が違うので少しとまどったことがありますが、二度目に見たときには大好きになりました。『ポニョ』も複数回見れば、印象が変わるのでしょうか。たぶん、そうなのでしょうが、今度ばかりは「理解した」と思えるまでに時間がかかるかもし

  • たけくまメモ : マンガ界崩壊を止めるためには(1)

    マンガ家・雷句誠氏が6日に小学館を提訴してから3日が経過しました。その間、この問題はネット中を駆け回り、今さら何かを書こうにもすっかり出遅れた感じになってしまいました。もちろん俺も何か書こうとは思っていたのですが、この件に関しては、現時点では雷句氏側の見解(訴状と陳述書)しか公になっていないので、なんとも言えなかったというのが正直なところです。 http://88552772.at.webry.info/200806/article_2.html ↑雷句誠の今日このごろ。「(株)小学館を提訴」 新聞報道を読んでも、雷句誠氏が小学館に原稿を紛失されて損害賠償を提訴したという事実関係以外は、まだ何も書かれていません。小学館としては「訴状が届いていないのでコメントできない」の一点張りで、問題が公になったのは金曜日でしたから、訴状が届かないのは仕方がないです。それで、明けて月曜夕方になるまで様子を

  • みなさんごめんなさい: たけくまメモ

    ※これは小学館の『サルまん』担当者・天野光法氏のご厚意で、代理アップしております。 申し訳ない。のっぴきならない事情で、更新が途絶えがちになっております。実はこないだの木曜の夜、新宿で『パプリカ』の三回目を見て、6時半に相模大野で整体を受け、7時半頃自宅の近所で京風お好み焼きで夕をとったあと、お勘定を払おうと立ち上がったとたんにその場でぶっ倒れてしまいました。 別に意識を喪失したわけでも目眩がしたわけでもなく、身体のバランスがとれなくなっただけです。「おかしいな」と思ってそのまま帰宅し、マンションの前に来てまた転倒。自室に入ってからも一度転んだので、いよいよおかしいと思い、実家の父親に電話してから救急車を呼びました。 意識は明晰で、痛みも痺れもないのです。しかし、これはおかしい。こういう身体の状態は初めてでしたので、先月脳梗塞で死亡した母親のことを思い出したわけです。 それで今、病院にお

    mfluder
    mfluder 2006/12/03
    うーむ
  • 【談話室たけくま】「著作権の過激派」白田秀彰氏の巻: たけくまメモ

    え~、この6月30日に日経BP社「NBオンライン」で連載が開始された「談話室たけくま」なんですけど、ようやく第二回がアップされました(連載は今のところ不定期掲載です)。今回の対談のお相手は先日『インターネットの法と慣習』(ソフトバンク新書)という、ユニークな法律書を上梓された白田秀彰先生であります。 http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20060904/109190/?P=1 ↑談話室たけくま(1)「日の著作権法は鹿鳴館である」 http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20060905/109266/ ↑談話室たけくま(2)「著作権で既得権益の保護、大いに結構」 http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20060906/10934

  • 「ゲド戦記」、観に行きましたが: たけくまメモ

    …まずい、途中で寝てしまった。 1時間くらいは意識がはっきりしていたと思うんですけど。ゲドと誰だっけ、主役の少年。アランだっけアレンだっけ、あれが金髪の女の家行くまではなんとか意識があったんです。あそこであれ、あの赤アザの暗い少女。あれと再会するとこまでは覚えている。それからどうなったのかよくわからんのですが、気がついたら魔女の城にいて、なんか『長をはいた』のクライマックスみたいなあれになって、よくわからんうちに終わってしまいました。結局あの竜はなんなの? 当によくわからないのですが、結局、アランの父親殺しはどうなったんですか。もう一回観るとわかるのかな。 絵作りとかは、ホルスの大冒険みたいで、こんなものかなという感じでしたが。まあ覚えている範囲で感想を言うなら、移動シーンがやたら多いアニメだなあと。A地点からBにいって、それから次の町に行って、それで位置関係のよくわからない女の家で

  • 「時かけ」観てきました: たけくまメモ

    時そば、じゃなかった「時かけ」観てきましたよ。テアトル新宿、超満員でした。ひさびさに映画館から「熱気」みたいなものを感じましたですね。30年前、同じ新宿の東映パラスで劇場版「宇宙戦艦ヤマト」の初上映を見に行ったときにもすごい熱気でしたけどね。アニメで行列できたのはあれが最初ですよ。まああれと比べるのもなんなんですが。「時かけ」は入れ替え制だったんで行列こそできませんでしたが、こう、お客さん全員の顔に期待の色が浮かんでいるアニメも久しぶりでしたよ。 http://www.kadokawa.co.jp/tokikake/ ↑映画公式サイト まあ大作じゃないんですけどね。なんですか「ゲド戦記」、まだ観てませんが大作らしいじゃないですか。それに比べると、「時かけ」は人類の存亡をかけた危機も出てこないですし、まあ、死にそうな友達を救う話はあるんですけど、そのくらいで、後は結構恋愛映画というか、爽やか

  • たけくまメモ : 【著作権】平沢進インタビューが面白い

    ITmediaで小寺信良氏が執筆している平沢進インタビューが面白い。平沢氏はテクノユニットP-MODELのリーダーとして、もうかれこれ四半世紀も活動している大ベテランのミュージシャン。彼はまた、音楽出版社とJASRACに「支配」されている音楽業界のありかたに疑問を持ち、自分の曲は自分で管理したうえで、自分のサイトでの音楽配信を1999年から続けていることでも有名です。 http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0606/12/news005.html ↑「保証金もDRMも必要ない」音楽家・平沢進氏の提言(聞き手・小寺信良) 俺もつねづね出版界のシステムには疑問を持っているわけですが、音楽界の著作権管理のことは正直いってよくわかりませんでした。JASRACが著作権管理を「代行」していることは知ってましたが、実際にはミュージシャンとJASRAC

  • 【業務連絡】「ファミ通のアレ」(仮題)1回だけの復活!: たけくまメモ

    実はですね。『サルまん』の後、俺が「週刊ファミコン通信」(現ファミ通)で羽生生純と組んで連載した『ファミ通のアレ(仮題)』というマンガがあったわけですよね。連載第一回から最終回まで、ついに(仮題)で通したへんな作品なんですけど。 これが、6月の末くらいに「ファミ通」誌で一回だけ復活するんです! なんでも今年は「ファミ通創刊20周年」なのだそうで、その記念企画の一環であります。それを言われたのがつい先週で、もっと早く言ってくれ、て感じなんですけど、まあ1回ならなんとかなるかもと。 それで、こないだ羽生生くんと新担当であるファミ通の後藤聡子さんと最初の打ち合わせをしたわけです。具体的なネーム作業は、羽生生くんの別仕事の締め切りが過ぎたあたりでやろうということなんで、まあ来月頭ですか。一日どこかに缶詰になって、二人でネームやりたいと思っております。 それでまあ、描くのはいいんですけど、問題はで

    mfluder
    mfluder 2006/05/26
    ガンジスガンジス
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