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ブックマーク / www.isas.jaxa.jp (6)

  • IKAROS-blog » スピンダウン開始

    6/16からIKAROSはスピンダウンを開始しました. 今日は2.5rpmから1.7rpmまで落としました.最終的には1rpm前後を狙います. IKAROSは太陽とセイルの間の角度を調整(操舵)することで,光圧のかかり方を制御します. スピンレートが高いと,姿勢安定性がよすぎて(専門用語で言うと,スピン剛性が高すぎて)逆に姿勢変更がしにくいのです.そのために,今後の定常運用は1rpm付近までスピンレートをおとすことで,操舵性をよくし,姿勢制御燃料を節約するのです. IKAROSが,セイル展開状態で姿勢制御をおこなうのは今日が初めてです. セイルのような巨大でとても柔らかいものがくっついている状態での姿勢制御は慎重を要します. 今日の運用では,セイルの挙動を観察しながら,ゆっくりじっくりスピンレート制御を行った結果,スピンダウンの全行程のおよそ半分が完了しました. このように,セイル展開後の

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    mfluder 2010/06/18
  • IKAROS-blog » DCAM2君の実験について

    6月14日に実験した分離カメラ2(DCAM2)の結果について http://www.jspec.jaxa.jp/ikaros_channel/bn006.html にまとめてありますが,ここではもう少しわかりやすく説明したいと思います. ツイッターでイカロス君とDCAM2君の会話をリアルタイムで読んでいない方にも状況がわかるとよいのですが,どうでしょうか?.一応,小学生高学年でも分かるよう絵風に書いてみます(努力) ------------------------------------------------------------------------------------- イカロス君は自分の姿を写真に撮るために,遠くからカメラで撮影してくれるDCAM1ちゃんとDCAM2君を連れていくことになっていました.イカロス君の帆は広げると20mととても大きいのでどうしても遠く離れたとこ

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    mfluder 2010/06/18
  • Hayabusa Live » 「はやぶさ」の総航行距離?

    「はやぶさ」のこれまでの総航行距離はどのくらいか?というご質問をよく頂きます。ちょっと長めの文章になってしまいますが、以下でご説明いたします。 まず最初に、実は、この航行距離というのはあまり意味がないのです。多分、探査機を、地上を走る車のようにイメージしてその“走行距離”というものを気にされているのだと思います。地上を走る車でしたら、この走行距離というものが意味がありますが、宇宙空間を航行する探査機にとってはあまり意味がありません。それは、いったん、地球の引力を振り切って宇宙空間に放出されれば、何もしなくても太陽の周りを回ることになるからです。例えば、探査機を打ち上げるのに使われたロケットの上段が、地球引力を振り切って飛び出していった場合、何も制御はされないわけですが時間が経てば経つほど、航行距離は伸びていくわけです。(地上を走る車の場合、何もしないと止まってしまいますから、走行距離は伸び

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    mfluder 2010/06/05
    "まず最初に、実は、この航行距離というのはあまり意味がないのです""確かに、「**億kmの旅をした」というと、直感的には分かりやすい(分かった気になる)わけですが、ちょっと掘り下げて考えてみると上記のように
  • ISAS | 月からその先へ「かぐや」が明らかにした月周辺のプラズマ環境 / 宇宙科学の最前線

    「かぐや」は2007年9月に種子島宇宙センターより打ち上げられた月周回衛星で、2009年6月11日に月に落下するまでの1年半余りの間、月高度約100kmで観測を行いました。「かぐや」には14の観測装置が搭載されていましたが、ここで紹介するのはその中のプラズマ観測装置(MAP-PACE:MAgnetic field and Plasma experiment-Plasma energy Angle and Composition Experiment)による観測成果です。 月は私たちの地球に最も近い天体で、1960年代にはすでに人類がその表面に降り立っています。しかしながら、月周辺のプラズマ環境については意外なほど分かっていませんでした。ここで「プラズマ環境」と呼んでいるのは、電子やイオンのように電荷を持った粒子の分布や電場・磁場などの状態のことです。1960年代、1970年代にはプラズマの

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    mfluder 2009/08/11
  • 2009年7月22日皆既日食~「ひので」衛星から見た日食を即時公開~

    [2009年7月22日掲載] 「ひのでがとらえた日」 日画像 左は白黒画像、右はカラー(着色)画像。 クリックすると拡大画像を表示します。 部分開始から 2分後 (日時間9時52分) 最大(日時間9時58分) 部分終了の 2分前(日時間10時5分) 日後のX線でのコロナ(日時間10時10分) ここにあるものがオリジナルサイズです。これ以上の高解像度のものはありません。 日ムービー どちらもMPEG1 4000kbps, 画像サイズ 1024x1024 ファイルサイズが6MB程度あります。アクセスが集中しますとレスポンスが遅くなりますので、ご注意下さい。 ムービー: 白黒画像 ムービー: オレンジ色着色 テレビ局向け bmp連番画像ファイル bmp画像の連番ファイルを zip で圧縮したものです。画像はサイズが1024x1024で約80枚あります。 白黒画像 (46MB

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    mfluder 2009/07/23
  • ISAS | 月周回衛星「かぐや(SELENE)」による月の裏側の重力場の直接観測について / トピックス

    2007年11月12日 宇宙航空研究開発機構 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、高度約100kmの月周回観測軌道に投入した月周回衛星「かぐや(SELENE)」の主衛星と、高度約2400km×100kmの月周回長楕円軌道に投入された「おきな(リレー衛星)」とを用いて、月の裏側の重力場の直接観測(4ウェイドップラー)試験を2007年11月6日(日時間)に機能確認の一環として実施し、正常に観測ができることを確認しました。月の裏側の重力場の直接観測は世界で初めてのことです。 なお、臼田宇宙空間観測所で受信したテレメトリデータにより、衛星の状態は正常であることを確認しています。 子衛星を使った月重力場探査(RSAT,VRAD)について詳しくはこちら 参考 上空から地下を探る: 重力場が語る月の地下構造 地下に高密度の物質があると、そこでの重力はほかのところよりも大きく、月を周回する衛星はそこに引

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