「東北地方太平洋沖地震」の前兆は、地震後の解析ですが結果的にはこれが前兆だったのではという話があります。 『東日本大震災:前兆、2月からか 直前2日で250回 毎日新聞 2011年5月21日 15時03分 活発化した地震活動が本震へ南下していく様子 東日本大震災をもたらしたマグニチュード(M)9.0の地震の震源のほぼ北側約50キロで2月中旬から活発化した地震活動が南進して震源に近付いていたことが、東京大地震研究所の加藤愛太郎助教(地震学)の解析で分かった。 3月11日の本震発生までの最後の2日間は、近付く速度がそれ以前の6倍になった。巨大地震の発生メカニズム解明に向けた手がかりとなりそうだ。22日から千葉市で始まる日本地球惑星科学連合大会で発表する。 加藤助教は、海側のプレート(岩板)が陸側に沈み込む境界で起きた本震までの一連の地震を解析した。その結果、宮城県沖の震源の北北東約50キロで2