関西で最高級マンションとなる「グランフロント大阪オーナーズタワー」(地上48階、総戸数525戸、平成25年8月入居開始予定)のモデルルーム内覧会が始まった。建設場所は、JR大阪駅のどまん前、“関西最後の超一等地”と呼ばれてきた再開発地区「うめきた」(通称・梅田北ヤード)の中。1期販売47戸の最高は4億円1500万円(約300平方メートル)、最多価格が1億4000万円の、関西最後の一等地をのぞいた。 「経営者様でございますか?」 予約しようと新聞広告のフリーダイヤルに電話する。「ご職業をおうかがいしてよろしいですか?」と聞かれたので「自営です」と答えると、「ご経営をされておられるのですね」。超リッチ層しか相手にしていないことをにおわせる。予約は電話だけでは完了しない。来場には、郵送されてきた案内状が必要という。 「レセプションハウス」と称するモデルルームは、北区中之島のリーガロイヤルホテルの