今日のテーマは、『果たして、日本は金利ある正常な世界を取り戻すことが出来るのか』です。 久方ぶりに長期金利が1%の大台(?)突破しています。 もちろん、 政策金利が6%に迫る米国と比較すれば低い基準ながら、 実質0%で長期低迷した日本にとって相当高い水準です。 メガバンク各社も、 住宅ローン・預金等の金利引上げを一斉に公表しており、 日本人の大半は忘れていた概念が復活の兆しを見せます。 元々『金利』が存在することはファイナンスの基本原則。 冷静に考えて、 『借りたお金』をそのまま返済してことが済む訳がなく、 色(利息)を付けることは義理人情の点でも正しい行動。 それ故、 私たちが慣れ切ってしまった『金利のない世界』の方が、 世界的にも、歴史的に見ても異常事態だったと言えます、 果たして、『金利ある正常な世界』は戻るのでしょうか。 結論からお伝えすると、私見では厳しいと考えています。 1つの