夏ドラマが始まった。民放のプライム帯(午後7~同11時)に計16本。その中で特に期待度の高い作品5つをテレビ取材歴30年以上の放送コラムニストが紹介する。 東京の新宿・歌舞伎町にある小さな病院を舞台にした物語。脚本はクドカンこと宮藤官九郎氏(53)が書き、チーフ監督は『ロケットボーイ』(2001年)でクドカンと組んだベテランの名匠・河毛俊作氏(71)が務める。 主演は小池栄子(43)と仲野太賀(31)。小池はクドカン作品初出演だが、仲野はNHK連続テレビ小説『あまちゃん』(2013年)以来、クドカン作品の常連である。ほかの出演者にも濱田岳(36)、橋本愛(28)、平岩紙(44)らクドカン作品に慣れた俳優が多い。人間愛をユーモアに包んで描く、いつもながらのクドカン・ワールドを堪能できそうだ。 歌舞伎町の「聖まごころ病院」に勤務する高峰享(仲野)は金儲けを第一に考える医師だった。だが、急性アル
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