京町家は,京都の美しい景観,四季折々の自然と茶道や華道などの歴史に培われた生活文化,洗練された精神文化の象徴であり,京都の貴重な財産です。 しかしながら,今もなお,京町家は,年間約2%の割合で滅失が進行しており,この7年間で約5,600軒の京町家が取り壊され,京町家の空き家率も14%を超えているなど,歴史都市・京都のアイデンティティを脅かす重大な危機であると認識しています。 京町家の所有者や使用者の方はもちろん,市民活動団体や事業者,市民の皆様お一人お一人と,京町家の価値や危機感を共有し,京町家の保全と継承に取り組むため,「京都市京町家の保全及び継承に関する条例(仮称)」を制定することを予定しており,この度,条例の骨子(案)について,市民の皆様からの御意見を募集しました。
![京都市:「京都市京町家の保全及び継承に関する条例(仮称)」骨子(案)に関する市民意見募集の結果について](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/69cc5664a79efb470977113a561a343cdfece364/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.city.kyoto.lg.jp%2Fcss%2Fimg%2Fogp.png)