ブロッコリーは5月28日、2007年2月期の有価証券報告書から、「継続企業の前提に関する注記」の記載が不要になったと発表した。 03年2月期に大幅な損失を計上し、シンジケートローンの財務制限条項に抵触したため、06年8月期まで注記を記載していた。注記は、企業が将来にわたって継続する(ゴーイングコンサーン)ための前提に重要な疑義を生じる事象などが起きた場合に記載される。 シンジケートローンは繰上償還し、増資で有利子負債を圧縮するなどして財務体質を改善。07年2月期は営業利益、営業キャッシュフローの黒字化を達成し、記載が不要になった。「今後は新体制のもと、さらなる業績の向上と安定的黒字化に努めてまいります」としている。