珍しく新刊の感想を書くのでこれから読もうという方はご注意を。 作者インタビューによると「ベラス・レトラス」とはスペイン語で文学、あるいは純文学を意味するらしい。帯には「現代日本文学の状況を鋭く衝く戦慄の問題作」とある。なるほど、そうかと思い読み始めた。 老練された技巧は抜群に上手く、読み進めるのになんの苦痛もなかったのだけれども、実験的、前衛的な作品を読むときの知的興奮に乏しく、作中の登場人物同様になんだかもやもやとしてしまった。 錣山兼光はあきらかに筒井康隆自身をモデルとしていて、笹川卯三郎は町田康、根津槍四郎は舞城王太郎かとも思ったけれど、結局のところ雑誌「ベラス・レトラス」の掲載作家たちは、みな立場を同じくしており、何の対立もなく、彼らと対等な立場にある反対者はまるで現れないから、何の議論もない。みな筒井康隆の分身に過ぎないように思う。錣山たち以外に、「俺たちが書いているものこそ文学
巨船ベラス・レトラス 作者: 筒井康隆出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/03メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 20回この商品を含むブログ (68件) を見る 文学を題材にした「メタ小説」2作が評判になっている。新鋭、佐藤友哉氏(26)の『1000の小説とバックベアード』(新潮社)はこのほど三島賞に決まった。またベテラン筒井康隆氏(72)の『巨船べラス・レトラス』(文芸春秋)は、『大いなる助走』(79年)以来28年ぶりに文壇をメッタ斬りにした長編。世代の異なる2作家の筆致から共に伝わってくるのは、現在の文学状況に対するもどかしさだ。 (中略) 一方、筒井氏の『巨船――』では、若年作家のもてはやされ方やライトノベル量産による質の低下などの批判が出てくる。作家らが迷い込んだ巨船の中に作中人物や「筒井康隆」を登場させ、二重、三重のメタ構造の中に議論の形で危機感を浮かび上がら
2007年07月01日 00:58 共同作監の才木にコンテ渡したのが5月20日という記録が残っているから、打ち合わせをしたのは多分19日土曜か、21日月曜あたりでしょう。 レイアウトが上がって来始めたのは遅かったように記憶している。5月末あたりからだった。一部などは6月2週目に入ってから上がって来た。 で、6月9日頃に、修正入れられなかったレイアウト分を引き上げて、まとめて海外撒き。 その後、一週間音沙汰無し。 一週間後の18日月曜日、リテイク90カット(ほぼ引き上げた分)をダンボールに入れて持って来て、水曜までにあげろとのお達し(笑) 当然、拒否。そんなスケジュールにつきあっていられるほどヒマではない。 作画監督料は才木と半分に分けたのでこの値段。才木にはモンスターと動物の修正分のみを頼んだ。 原画料とあるのは、総作監のふくださんの御好意。 そもそもスケジュールは14
【ニュース系】 6・30アキハバラ解放デモ 女装・やらないか・ハルヒいろいろ 400人?以上が参加 - アキバBlog アニメとアキバ系カルチャーの総合情報サイト - アキバ総研 【ヲチ系】 http://jabro.jp/Entry/236/ 今日の秋葉原界隈~「6・30アキハバラ解放デモ」見学記 : 筆不精者の雑彙 「6・30アキハバラ解放デモ」極私的総括 或いは「井ノ原春陽の憂鬱」 : 筆不精者の雑彙 http://d.hatena.ne.jp/plummet/20070701/p1 2007-06-30 - Messhall@暫定避難 【2chまとめ】 http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/997568.html 毎度毎度のデモ擁護エントリ。 僕は最後尾をまったりくっついていっただけだけど、集合場所の公園からしてそのカオスっぷりに大笑いし
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