ドローンで川内原発空撮 映像作家「再稼働提起を」 小型無人機「ドローン」で九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)の原子炉建屋などが空撮され、動画がインターネットに投稿されていたことが分かった。撮影した映像作家の男性が24日、明らかにした。 撮影したのは東京都渋谷区の横川圭希さん(49)。昨年7月に近くの海岸からドローンを飛ばし、2日間で約2時間かけて空撮した。横川さんは敷地外からの撮影で違法性はないと主張。「原発の全体像を多くの人に見てもらい、再稼働の是非について問題提起したかった」と話している。 九電も「敷地外からの撮影は規制できない」と説明。原発は24時間態勢で警備し、無人機などが異常接近した場合は監督官庁である原子力規制庁に連絡する。今回の動画は既に把握しているが、報告していないという。