パー券売上の収支報告書への不記載問題で揺れに揺れる自由民主党。 大揉めの展開の中、まもなく臨時国会も閉幕しようとしております。大変な状況ですね。 岸田文雄政権も、23年12月度のNHK世論調査では内閣支持率が23%まで落ちてしまいました。派閥パー券問題も直撃してしまい、砦であった自民党支持率も8%近く下落して3割を切りそうな展開ですから、「増税メガネ」とまで揶揄(やゆ)され、今年の漢字も「税」にされてしまった国民の岸田さんへの見限りようも分かります。 ただ、岸田さんはかなり仕事をしている総理なんですよ。 レームダック化が酷(ひど)いと言われながらも今回の臨時国会では経済対策関連を中心に絞り込んだ12本の法案をすべて成立させ、特に旧統一教会の被害者救済に向けた特例法に加え、イギリスのTPP加入を認める議定書も承認されるなど成果を挙げています。 外交面、安全保障関連では、岸田さんの業績は戦後最