さすがに今年こそは、「秋無かったよねー」なんて話はさせないぞと言わんばかりの横暴な気温が、秋の訪れを日毎に見せてくれます。 引っ越しをしてからしばらく我が家の有象無象と化していたGoogle Homeも、最近ようやくそれらに足を踏み入れる覚悟を持ち、問えば天気などを教えてくれるようになりました。 でもお前、一昨日は雨降らないって言ったじゃないか。 アスファルトに反射する輝きをゆっくり追い越しながら坂道をとぼとぼ歩きます。 あ、わたしはよく坂道を登って家に帰るという表現をしますが、これは実際にわたしが坂の上に住んでいるというわけではなく、坂の上という言葉へのなんとなくの憧れから使っています。 ポニョの家とかマジックツリーハウスとか、身近にあり地続きにあるけれど、何故だか近づけないし触れられないみたいな、Dメロみたいな、そんな魅力が「坂の上」には詰まっている気がします。 崖だし木だけど、まあな