九鬼周造の「いき」の概念 お正月に放送していたNHKの『100分de日本人論』。 編集工学研究所所長の松岡正剛さんと人類学者の中沢新一さんが出ていたので、面白そうだなって思って、温泉旅館で見たんですけど、これがヤバイほど面白かった。 これはお金を払いたくなるほど見応えがある放送でした。 こんなのを無料で放送できるNHKってすごいです。 ま、正確に言うと受信料を払っているんだけどね。 でもこんなコンテンツを誰でも見られるってすごいです。 昨日録画したものをもう一度見ました。 二回目はもっと深く入ってきた。 松岡正剛さんが紹介していた名著は、 九鬼周造:著『「いき」の構造』。 江戸時代から日本人の生活や文化に根付いている「いき」という概念を、理論的に分析している。 たしかに「いきだねぇ~」とか「いきでいなせ」とか使われているけど、「いき」ってどういうことだ? そう思う。 「いき」ってなんとなく