木の床に懐かしさ さらに3両ずらり 収集欲、止まらず 今年2月、60年間にわたり箱根登山鉄道を走り、愛されてきた「110号車両」が引退しました。鉄道ファンが驚かされたのは数カ月後。その車両が「埼玉県の眼科医」に引き取られることになった、と報じられたのです。調べると、いくつかの懐かしい車両の保存先に、「眼科医」の文字があります。一体、どんな眼科の先生なのでしょうか。さいたま市を尋ねてみました。 突然の奇妙な光景 大きなショッピングモールが近くに見える、埼玉高速鉄道の浦和美園駅。15分ほど歩くと突然、鮮やかな小豆色が目に飛び込んできます。白壁の建物のとなりに、鉄道車両が丸ごと1両置かれているのです。 北海道の羽幌炭鉱鉄道を走っていた「キハ223」です。1970年の営業廃止後は、茨城県の湊(みなと)線で活躍。製造から43年間もの間、親しまれました。
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