宮城県石巻市は22日、設計委託費や消耗品購入費など計約1億2600万円を131の企業・個人に誤って二重送信していたと明らかにした。市は送金先に返納の手続きを依頼している。 市によると、会計課の職員が14日午前9時半ごろ、課内のパソコンを使い、金融機関の振り込みサービスを担う関連会社に口座振り込みのデータを送信した。 その際、プリンターから自動的に出てくるはずの送信結果が印刷されず、送信されていないと思い込んだ職員がデータを再送信したという。印刷されなかったのは、プリンターの電源が入っていなかったのが原因だった。