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ブックマーク / newswitch.jp (3)

  • 何もない空中に触れる映像が浮かぶ…実用化近づく「鏡」の仕組み ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    タンポポの映像が何もない空中に浮かぶ。綿毛に触れるとふわふわと飛んだ―。パリティ・イノベーションズ(京都府精華町)が開発した特殊なミラー「パリティミラー」を使って実現した映像だ。メガネ型ウエアラブル端末など特殊な道具を装着せずに空中映像が見られ、人の動きを捉えるセンサーと組み合わせると映像に触って操作できる。 すでに15cm角のサンプル品の提供を始めており、自動車や家電、エンターテインメント業界などが関心を寄せる。2020年初めには30cm角のサンプル品の提供を始める。販売促進ツールやトイレなどで手やスイッチが汚れない衛生的なユーザーインタフェース(UI)としての利用を見込む。SF映画で見られるような世界の実現が近づいている。(取材・葭隆太) <微細なブロック状の鏡が数十万個> パリティミラーは樹脂製の板の表面に0.1―0.5mm角の微細なブロック状の鏡を数十万個秩序立て並べた構造を持つ

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  • 引き合い強く量産開始へ、三菱電機の「青空照明」の仕組み ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    三菱電機は、空や自然光を表現できる発光ダイオード(LED)照明「青空照明」の量産を2020年度中に始める。三菱電機照明(神奈川県鎌倉市)の掛川北工場(静岡県掛川市)で生産する見込み。同商品は屋内の快適性向上に多くの需要が見込まれている。 掛川北工場はLED照明を製造する主力工場の一つ。蛍光灯照明用のランプも生産していたが、20年3月に終了予定。製造ラインの跡地を青空照明用に充てる計画だ。 三菱電機は18年に青空照明の技術を開発。パネルの内部に青空が見える仕組みと同じ「レイリー散乱」を起こす光散乱体がありLED光を当てることで発生した散乱光で青空を表現する。窓のない会議室や病院、地下街などの空間演出や快適性向上に役立ち、発売前から引き合いが強いという。 三菱電機の強みは製品の薄型化。LED光源をパネルの端に配置する方式を採用しており、照明構造を厚さ100ミリメートル以下に抑制した。光源をパネ

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  • 単層カーボンナノチューブ量産開始―“夢の材料”用途開拓に期待 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    国産単層カーボンナノチューブ(CNT)の実用化が大きな節目を迎える。日ゼオンの量産工場が11日に動きだす。産業技術総合研究所が製造技術を開発し、日ゼオンと量産プロセスに仕上げた。CNTの発見から約25年、製造技術の開発から10年を経て工業化には成功した。これから車載用電池や構造材など各用途での格的な実用化開発が始まる。経済産業省と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、産総研などCNT関係者の執念が結実する。 大きな節目 技術者の執念結実 CNTは炭素でできた極細のチューブだ。1991年に名城大学の飯島澄男教授(当時NEC主管研究員)が発見した。理想的な単層CNTは比重がアルミニウムの半分で強度は鉄鋼の20倍、電子移動度はシリコンの約10倍で、流せる電流量は銅の1000倍、熱伝導性も銅の5倍以上と画期的な性質を持つ。宇宙と地球を結ぶ宇宙エレベーターのワイヤなど夢の材料として脚

    単層カーボンナノチューブ量産開始―“夢の材料”用途開拓に期待 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
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