世界各地の科学者や政治家が集まって、科学技術を人類の発展と未来にどのように生かしていくかを話し合う国際会議が、6日から京都市で始まりました。 京都市左京区の国立京都国際会館で始まった会議は、地球温暖化やエネルギー問題などについて国や地域の枠を越えて話し合うもので、ことしで10回を迎えました。 およそ100の国と地域から科学者や政治家など1000人余りが集まり、「科学技術の光と影」をテーマに3日間にわたって議論を交わします。 6日の開会式には安倍総理大臣が出席し、「2050年までに世界の温室効果ガスの排出量を半減させるという目標に向けて、日本の軽くて強い炭素繊維の技術を使うことができる。また、日本はiPS細胞などの最先端の技術も持っており、科学技術を通して世界に最も貢献できる国になることを宣言します」とあいさつしました。 国際会議は8日まで開かれ、去年、ノーベル医学・生理学賞を受賞した京都大