児童養護施設を舞台にした日本テレビの連続ドラマ「明日、ママがいない」が関連団体などから抗議を受けている問題について、同局の大久保好男社長は27日の記者会見で「事態を重く受け止めている」と述べた。「内容については、細心の注意を払っていく」という。 会見に同席した制作責任者は「子どもたちが困難に立ち向かいながら自分たちの力で幸せや愛情をつかんでいく姿を描いていきたい。3、4、5話と見ていただければ支持者が増えていくのではないかと期待している」と話した。抗議などを理由に、予定している脚本や演出を変更することや、ドラマを途中で打ち切ることはないとも述べた。