乗客乗員150人を乗せたドイツ格安航空会社ジャーマンウィングス機の墜落で、独検察当局は27日、家宅捜索したドイツ人のアンドレアス・ルビッツ副操縦士(27)の自宅から、病気のため「勤務不可」を指示する医師の診断書などが見つかったと明らかにした。独メディアによると、副操縦士は精神疾患とみられる。当局は、本人が病気を会社に隠していた、と発表した。 仏検察当局者は26日の会見で、副操縦士の殺人容疑も視野に捜査を進める考えを示していた。 独検察当局は26日、副操縦士の自宅など関係先を家宅捜索。デュッセルドルフの検察当局は27日、捜索で本人の自宅から診断書が見つかり、墜落した日も「勤務不可」の期間に含まれていたと明かした。診断書は破られていたという。 副操縦士が「勤務不可」の診断を受けた経緯は明らかになっていないが、当局は「勤務先や同僚に病気を隠していた」と現時点で分析している。一方で遺書や、政治・宗