安全保障関連法に反対だったのでは? 希望の党に移る民進党出身者たちが批判にさらされている。民進は廃止法案も出したのに、希望の公認を得るために容認に転じたと見られているからだ。どう言えば納得してもらえるか。立候補予定者は様々な言い方で釈明に追われている。 「裏切り者」。6日朝、千葉県佐倉市内の駅前。千葉9区での立候補に向け、通勤客に声をかけていた前職の奥野総一郎氏(53)は男性にヤジを飛ばされた。別の男性には「ブレている」と批判を浴びた。 民進出身。2015年の安保法の国会審議で民主党(当時)は国民の理解が進んでいないなどとして反対した。奥野氏も衆院特別委員会の採決強行時に「アベ政治を許さない」などのプラカードを掲げた議員とともに反発。だが今回、希望の公認を得るため「現行の安全保障法制は憲法に則(のっと)り適切に運用」「現実的な安全保障政策を支持する」との政策協定書にサインした。 当時反対し
大震災を「あっち(東北)の方で良かった」と放言した復興相。3年前には、「最後は金目」と福島を見下す環境相がいた。閣僚の緊張感のなさに、「東日本大震災の復興は内閣の最優先課題」とは口先だけかと疑いたくなる。震災の記憶は風化し、とりわけ原発事故の教訓は「劣化」している気がする。 なにせ事故を起こした…
自民党総裁の安倍晋三首相は7日夜、衆院選公示を前に与野党8党の党首によるネット討論会に参加し、憲法9条の1項、2項を残し、自衛隊の存在を新たに書き加えるとした自身の提案をめぐって「シビリアンコントロール(文民統制)をしっかり明記する」と述べた。自衛隊の憲法明記に対する国民の不安を払拭(ふっしょく)するねらいがあるとみられる。 討論会は、動画配信サイト「ニコニコ動画」で中継された。 2012年の自民党改憲草案では、9条で「内閣総理大臣を最高指揮官とする国防軍を保持する」と規定している。首相が自衛隊の最高指揮官として統制することを明確化するのが目的で、今回の首相の発言はこうした規定が念頭にある模様だ。 討論では、希望の党代表の小池百合子・東京都知事が「(自衛隊を憲法に)加えると、防衛省と自衛隊の関係はどうなるか。自衛隊のほうが上位に来るのではないか」と指摘。これに対し、首相は「防衛省と自衛隊の
安倍首相は7日午後、千葉県柏市のJR柏駅前に姿を見せた。演説の多くを核・ミサイル開発を進める北朝鮮の脅威への対応に割き、「この選挙は、どの政党に、誰に、日本の安全、未来を託すのかを決める選挙だ」と訴えた。 自民党は5日以降の街頭演説の日程を事前に公表していないが、柏駅前にはプラカードを持った人たちが駆けつけた。 最前列には党関係者が並び、前方には「安倍総理を支持します」「自民党しかない!」と書いたカードを掲げる人が陣取る。その中で首相が「国難突破解散」と名付けたことにちなみ、「#お前が国難」とのカードも見られ、後方には「大噓(うそ)つきにだまされるな!」とのカードを掲げるなど政権に批判的な人たちが集まった。司会者は、首相が登場する前から「静粛な環境」を呼びかけたが、首相の演説が始まると「辞めろ」などのヤジが飛び、対抗して「うるさい」と怒鳴り返す人もいた。 自民党や首相サイドが神経をとがらせ
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