岐阜市は2019年度、かつて旧名鉄岐阜市内線などを走り「丸窓電車」の愛称で親しまれた路面電車「モ510形」を、同市金町の金公園から同市橋本町のJR岐阜駅北口駅前広場に移設する。市の新たなシンボルとして市民や観光客らに親しんでもらい、市の玄関口のにぎわい創出につなげる。当初予算案に関連費用2600万円を計上した。 電車は1926年製で、楕円(だえん)の窓を持つのが特徴。岐阜空襲の被災も乗り越え、2005年に廃線されるまで市民らの足として運行された。06年から市が所有し、金公園で保存展示され、市民や鉄道ファンらを魅了。年2回、「丸窓電車を保存する会」が清掃し大切に守られてきた。 車両は長さ13・3メートル、幅2・2メートル、高さ4メートル。展示から10年以上がたち、老朽化から雨漏りしたり、塗装が剝がれたりしており、今回、修繕も行う。駅前広場の芝生広場に移設し、土日曜には車両内部も公開。写真撮影
長崎・五島列島沖で発見されたサクラエビの写真を指さす黄銘志・台南大副教授。サクラエビの頭部に付着しているのが寄生虫=22日午後、台湾の台南大 【台南(台湾)=「サクラエビ異変」取材班】日本国内で唯一、駿河湾で水揚げされているサクラエビが、長崎・五島列島沖に生息していることが、日本と台湾の研究グループの調査などで22日までに明らかになった。国内では相模湾などでも生息が確認されているが、西日本での発見は初めて。サクラエビの漁場として1980年代以降に急速に整備が進んだ台湾周辺に続く“第三の漁場”として、五島列島沖が開発される可能性もあるという。 見つかったのは、五島列島の福江島の南約40キロ地点(深さ約380メートル)。引き縄やはえ縄漁などが盛んな好漁場だ。これまでサクラエビ漁は行われていない。2009年11月、長崎大水産学部の練習船「長崎丸」が採取した、魚類などの生物サンプル群の中に、サクラ
平素より株式会社長野日報社のホームページをご利用いただき、誠にありがとうございます。 このたび、弊社ホームページを2024年4月15日(月)にリニューアルいたしました。 より使いやすいホームページを目指して、デザインとページの構成を見直しました。 これからもコンテンツの拡充を図りつつ、お客様に有益な情報を発信してまいります。 今後ともご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
岐阜県内などで相次ぐ家畜伝染病「豚(とん)コレラ」の新たな対策として、農林水産省が22日示したワクチン投与の方針。ところが、感染した野生イノシシが多数見つかり、ワクチン投与の実施場所とされる岐阜県には、具体的な相談や連絡がないという。実務的な協議なしに吉川貴盛農相の発言が先行する流れに、古田肇知事は「疑問だらけでピンと来ない」。一連の豚コレラ問題を巡り、現場とかけ離れた国の対応を疑問視する声も上がる。 農水省は、ドイツから3月上旬にワクチン入りの餌を輸入し、輸入量は1年超の散布を想定した12万個と説明。しかし、イノシシの調査捕獲範囲で散布するのか、感染イノシシの発見場所などを重点的に散布するのかなど、効果的な方法の協議は進んでいない。 ドイツでは年3回散布。日本でも3回使う予定としているが、具体的な計画は見えていない。通常は試験的に散布し、効果や他の動物への影響などを見極め、改めて本格的に
大相撲の小結で長野県上松町出身の御嶽海(26)=出羽海部屋=が22日、母校の木曽町立木曽町中学校(旧・福島中学校)を訪れ、同校相撲部OBらが企画して完成した化粧回しの贈呈式に出席した。御嶽海は「化粧回しに恥じないよう成績を残したい」と感謝の言葉を述べた。 式には、全校生徒約160人のほか、町内の2小学校の児童が参加し、御嶽海と交流した。御嶽海と腕相撲をした、相撲部員の原直仁君(1年)は「御嶽海は強かったです。テレビで化粧回しを見たいです」と話した。 化粧回しは土俵入りの際に締める。新しい化粧回しは、スクールカラーの青色。中央に校章、校訓が金糸で刺繡(ししゅう)されている。御嶽海の文字は、出羽海部屋所属の木村千鷲(ちしゅう)・行司が揮毫(きごう)した。出身中学から化粧回しが贈られるのは珍しいという。これも、御嶽海が「相撲の原点は中学校時代」と語っていたためだ。 贈呈した工藤敬司校長は「(…
伊賀市の忍者市宣言二周年を記念し、伊賀鉄道で二十二日、特別列車が運行された。上野市駅の愛称「忍者市駅」もお披露目され、色とりどりの忍者衣装を着込んだ乗客三十六人は忍者づくしを楽しんだ。 車内には飲食ができるよう机を並べ、網棚や入り口付近には忍者の人形、窓には手裏剣が飾られた。乗客は「忍者市駅の発展を願って」と、伊賀の地酒、梅酒や炭酸飲料「忍ジャーエール」で乾杯。忍者ちらしを味わいながら、車窓からの田園風景を楽しんだ。忍者愛好家でつくる「伊賀之忍砦(しのびとりで)」のメンバーが車内を盛り上げた。 列車は伊賀神戸駅で折り返し、一時間後に再び忍者市駅へ。乗車した宮崎和子さん(77)=伊賀市生琉里=は「伊賀線は毎週使うくらい大好き。愛称が忍者市駅になったけれど、名前に負けないよう頑張ってほしい」とエールを送った。
リニア中央新幹線の変電所建設が進む現場。左手にはゆうちょ銀行の新ビル建設も進む=名古屋市中区丸の内3で 名古屋市の官庁街への入り口となる外堀通沿いで役目を終えた公共施設が相次いで解体され、新施設の工事ラッシュが起きている。一部は今年開業予定で、来年リニューアルされる久屋大通公園も含め、丸の内地区の「顔」が一新されることになる。 工事が集中するのは本町通との交差点(中区丸の内三)。かつては県産業貿易館の本館(一九六三年築)と西館(七四年築)が向かい合い、商談会や文化事業の舞台となっていたが、老朽化のためいずれも二〇〇九年度で閉館。近年は建物だけが残っていた。 本館は県からJR東海へ売却後に解体され、リニア中央新幹線の「名城変電所」の建設事業が始まっている。四百メートル北の県警本部東側で工事中の「名城非常口」まで電気の地下道も整備され、一九年度は一日最大百五十台の作業車が往来する。工期は二二年
練習する(左から)マテウス、シミッチ(中奥)、シャビエル(中前)、ジョー=20日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで(川本光憲撮影) これからもどうぞよろしくね♪ 来日3年目で名古屋グランパスの大黒柱として背番号10を付けるFWシャビエル(25)が23日の開幕アウェー鳥栖戦(駅スタ)を翌日に控えた22日、新加入のFWマテウスやMFシミッチを含めた、FWジョー、MFエドゥアルドネットのブラジル4選手の『トリセツ』を披露した。外国人出場枠が5人へ拡大された今季、自身も含めたブラジリアン5人衆が上位進出のカギを握る。クラブはこの日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで非公開練習をして、佐賀へ移動した。 ブラジルのお笑い天国出身ネットがいれば、急に不機嫌になって理由を聞いても答えてくれないシミッチ。しっかり者の兄貴分ジョーに、ニコニコ弟分のマテウス。シャビエルが開幕に合わせて、ブラジル人4選
安倍政権がごり押しする「唯一の解決策」の破綻(はたん)は、もはや明らかだ。 沖縄県の米軍普天間飛行場の辺野古移設計画である。「マヨネーズ並み」といわれる軟弱地盤の対策について、防衛省が検討中の改良工事の詳細が、県の文書で判明した。 まだ埋め立てが始まっていない大浦湾側の6割にあたる65・4ヘクタールに、砂の杭7万6699本を打ち込む。使う砂の量は東京ドームの約5・25個分。県によれば、県内の砂利採取量の数年分に匹敵するという。 最も深い所は、水深30メートルの海底の下に、60メートルの軟弱地盤の層があり、計90メートルに達する。菅官房長官は「一般的で施工実績が豊富な工法で対応は可能」というが、岩屋防衛相は国会で日本企業の施工実績を水面下70メートルまでと紹介した。前例のない難工事になるのではないか。 貴重なサンゴ類など環境への影響を考えれば、再度の環境影響評価も必要だろう。将来の滑走路の地
2013年に重度知的障害のある鶴田早亨(はやと)さん=当時(28)=が愛知県安城市の障害者支援施設から抜け出して死亡したのは施設側の過失が原因として、兄の会社員明日香さん(39)が施設を運営する同市の社会福祉法人「聖清会」に逸失利益など約7200万円の賠償を求めた訴訟の判決が22日あり、名古屋地裁は請求を棄却した。遺族側は控訴する方針。 末吉幹和裁判長は「施設の扉は内側から開けることができず、扉が開いていた原因が誰にあるのか明らかではない。早亨さんが過去に無断外出したこともなく、扉が閉まっていなかったことを職員が認識しうる状況になかった」などとして、施設側の安全配慮義務違反などを認めなかった。 原告側は施設側の過失を主張した上で、早亨さんの逸失利益について「生命価値の平等」の点から全労働者の平均賃金を基に算定するよう求めていたが、判決は施設側の過失を認めなかったため、逸失利益の算定方法まで
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く