<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2011年03月28日 (月)時論公論 「災害と心のケア」 (リード)東北関東大震災と、それにつづく福島第一原子力発電所の事故による災害では、かつてない規模で、家屋が損壊し、ご家族が犠牲となり、避難に伴う苦しい生活が続いています。被災した方々は、衣食住の生活だけでなく、心の面でも大きな痛手を被り、その援助をしようと、被災地では多数の「心のケアチーム」が活動を始めています。一人ひとりが本来もっている、心の回復への力を信じ、現在の危機を乗り越えていただきたいと願わずにはいられません。 (1)今回、東北関東大震災で、被災した方々のなかには、当初、恐怖の体験のために、茫然自失の状態になった方がおられるかもしれませんが、 (2)各地で、被災者が災害の経験を共有し、強い連帯感で結ばれ、助け合いながらがれきや、残骸を片付けるようになっています。 (3