概要 研究の目的 若年者の雇用環境は依然厳しい。一方で、不況期でも若年人材不足に悩む中小企業も多い。両者のマッチングを促すため様々な若年者雇用支援施策・制度が運用されている。本研究では、今後これらの施策・制度を効率的・効果的に運用していくために、主に中小企業による現行施策・制度の活用状況およびその影響・効果を把握するための調査を実施した。本資料シリーズはそのうち、採用担当者に対する調査の結果をとりまとめたものである(若年社員に対する調査結果は別途報告する)。 研究の方法 以下の対象者にヒアリング調査を実施した 若年者雇用支援施策を活用して若年者を採用した(中小)企業の採用担当者 25社 上記の企業に制度を利用して就職した若年者 21名 実施時期 平成24年6月~9月 主要な質問項目 採用担当者 若年正社員の採用・育成方針。調査対象社員について、募集計画、採用、育成、現在までの