鯖江市の女子高生による街づくりチーム「JK課」が、IT企業と協力し、図書館の自習スペースの空き状況を閲覧できるウェブアプリを作製した。JK課のプロジェクト第2弾で、女子高生の身近な悩みから施設の利便性を高める企画。7月上旬から公開される。 鯖江市水落町の同市文化の館(図書館)には一人がけの自習用机が11卓あり、多くの来館者が利用。女子高生らが自習するために来館しても席が埋まっていることがたびたびあったことから、JK課発足前の3月頃から企画が動き出した。 JK課のメンバーは福井高専出身でソフトウェア会社「jig.jp」(本社・東京都渋谷区)の福野泰介社長と相談しながらアプリを開発。机の下に赤外線センサーを付け、人が席に座ると信号を送る装置を設置し、ウェブアプリで即座に空席状況を更新できるシステムが完成した。 26日はメンバーと福野社長が装置の取り付け作業を行い、センサーの稼働テストを実施。ア