長崎は雲仙市に「愛の聖地」があるのをあなたはご存知だろうか? ・・・え?いや、本当なんだって! 本当に、“愛の聖地”が雲仙にあるのだ。 たしかにこの目で見たし、市役所の人だってそう言ってたんだ! というわけで今回はその聖地っぷりをご覧頂こうと思う。 (T・斎藤)
いつも、どこかに行きたいと思っている。そして、そこでしか食べられないものを食べたい。そこに住む人たちと一緒になって食べたい。 …しかしまぁ、そんな願いが年に何度も叶えられるワケがなく、各地の物産展やアンテナショップに足繁く通っては、お茶を濁す日々。 が、しかし。ありがたいことに東京には、居ながらにして地方の味が楽しめる店が存在する。 今回は「本店が長崎」という店に行って、名物の巨大な茶碗蒸しを食べてきました。 (高瀬 克子) 長崎では有名なようです 長崎といえば当サイトのライター、T・斎藤さんの住む街だ。斎藤さんの繰り出す街ネタにヤラれ、私の中で長崎は「目下行きたい街No.1」の座に輝いている。 そんなわけで、長崎に関連したサイトなどをボンヤリ眺めていて「おや?」と思った。 「ん? 名物・ジャンボ茶碗蒸し?」 長崎の名物に茶碗蒸しがあったとは初耳だ。確認のため斎藤さんにメールを送ってみると
長崎では、冬になると国道沿いに「カキ」と書かれた小屋が大量に立ち並ぶ。 カキを食べるための専用の小屋、その名もカキ小屋である。 私は関東から長崎に移り住んでそろそろ丸4年経つが、いまだにこのカキ小屋に行ったことがなかった。 小屋の中では一体どんなことが行われているのか? (Text by T・斎藤) ノロウイルスの不安 「トイレがホームグラウンドの生活でした。」 ノロにやられた友人が日記にそう書いてたのだが、この冬はノロウイルスがけっこうな勢いで流行っている。 牡蠣などの貝類が内部にノロウイルスを蓄えていることがあり、生で食べると感染するという。熱に弱いウイルスとのことだが、牡蠣フライぐらいの熱では死なないんだとか。 で、私もしっかり感染してしまった。 もっとも牡蠣を食べたからではなく、娘がどこかからもらってきたやつがうつってしまったもの。 取材にでかけたのは、ノロが治ってから幾日も経って
塔には不思議な魅力がある。 東京タワー、通天閣、ランドマークタワー、パリのエッフェル塔、ピサの斜塔…。 民族の象徴的建築物には塔が多い。 ピラミッドだって一種の塔のようなものだ。 我々人類は塔を建てることや見ることが本能的に好きに違いない。 そんな塔の魅力に引き寄せられるがごとく、長崎は佐世保にある巨大な塔を見に行きます。 (Text by T・斎藤) 人はなぜ生きているのか? 人は何を目的に生きているのか? まず、食べて生き延びるために生きている。 原始時代は食べ物を探すことに行動の全てを費やしていたし、現在でも食べて生活するために金を稼ぐ。 が、食べるのに不自由しなくなると、今度はそれが目的でなくなる。次に人は社会的な秩序を築きその中で地位を得ることを目的とする。が、それもまたある程度の秩序と地位を確保し満足してしまうと、もう目的ではなくなる。すると今度は人生を楽しむことが目的となる。
紛争? 暴動? 街中に散乱するゴミ。 その傍らには警官の姿が。 写真は長崎市の中心部で撮ったものである。 一体、長崎の街で何が起きたというのか? (T・斎藤)
長崎に、巨大な木が道の真ん中にドカンドカン生えている場所がある。 いや、真ん中だったらそれほど問題ないが、微妙に左右に寄っているからややこしい。 まぁ、まずは写真をご覧ください。 (Text by T・斎藤)
長崎では今、「長崎さるく博」というものをやっている。 「~~博」といっても、特別に展示場を設けて行われるのではなく、町全体を展示場に見たてて、歩いてあっちこっち見て回ろうというもの。 コースが全部で40ほどあるのだが、その中に 「これってほんとに普段の街歩きなのでは?」 というコースがあったので、参加してみた。 (text by T・斎藤) 一番普通っぽくて地味なやつを たくさんあるコースの中から、今回選んだのは、 「浜ぶらコース ~アーケードと路地裏ギザギザ歩き~」 というもの。これは普段買い物の時に行く商店街のアーケードがルートになっている。 「なんだか妙に地味なコースだな」 と思い、あえてこれをチョイスしてみた。 ちなみに、先月書いた海底炭鉱ツアーも、このさるく博のツアーのひとつ。こちらがあまりにも特殊なコースだったので、逆に超普通っぽいやつに参加してみたかったのだ。 浜町アーケード
今からおよそ70年前、長崎は島原半島を小浜温泉へと向う鉄道があった。昭和13年に廃止。 レールがあったところは、現在道路となっている。 何も知らないでそこを通ると、 「なんか妙に道幅狭いなー」 くらいで通り過ぎてしまうかもしれない。が、 いったん廃線跡だと言われると、もう 「バリバリ廃線跡だよ!!」 と思うほど面影の残っている興味深い道だった。 そこをドライブに行ってきました。 (text by T・斎藤) 道の駅ではない 国道沿いにこんな看板がポツンと立っている。 「駅の看板を模した、道の駅の看板かな」 と思ってしまいそうだが、これがかつて鉄道がここを走っていたことを示す石碑だという。 長崎市から小浜(おばま)温泉へと向う国道251号線。 国道沿いに走っていると、これが現れる。 線路があった道はやがて国道をそれ、海岸沿いの細い道へと進んで行く。すると、一気に廃線跡っぽさ抜群の道が迫って来
フルコースを予約して、行ってみたらカウンター席が用意されていた。という経験を、あなたはしたことがあるだろうか? 私はある。 なんとその店は、フルコースを出すような本格的な洋食の店なのに、ラーメン屋のようにカウンター席しかなかったのだ。 が、しかし戸惑いを感じたのは最初の一瞬だけで、食べ始めるやいなや、今度は繰り出される料理のあまりの美味しさに、ニヤニヤしっぱなし状態となったのだった。 (text by T・斎藤) まずは違和感 やって来たのは長崎は時津町にある「グリーンバンブー」というお店。この店でフルコースを食べるのは今回で2度目だ。 衝撃の一度目は、この店を初めて訪れた時に食べた。その時はまだどんなお店かまったく知らず、人づてに聞いた「美味しいらしい」という噂だけを頼りにフルコースを予約した。そして店に入ってカウンター席しかないことを知って唖然となったわけだ。元々寿司屋だったところを改
“明治の五大監獄”のひとつと言われる旧長崎刑務所。明治時代に作られた赤レンガの建物で、文化財に指定されてないのが不思議なくらいの、立派なシロモノだ。長崎は諫早市にある。 これが15年前に閉鎖されて以来ずっと放置され、現在はすっかり廃墟と化している。 明治の建物、赤レンガ、しかも刑務所、しかも廃墟。これが住宅街にあるのは、なかなか異様な光景だったが、今年の6月から、ついに取り壊されることになった。 その最後の姿を写真に収めて来ました。 (text by T・斎藤) 100年前に建てられた建物 旧長崎刑務所が建てられたのは、今から100年前の明治時代。近代国家を目指す明治政府が、諸外国に比べて劣悪だった監獄状況を改善すべく、海外を視察し、研究して作った五大監獄のひとつ。 明治の五大監獄は他に、千葉・奈良・金沢・鹿児島がある。 千葉と奈良は門や本館などが現在も現役で使用中、金沢と鹿児島は取り壊し
竹ん芸とは、長崎は伊良林にある若宮稲荷神社で、 毎年10月14日・15日に行われてるお祭り。 これが一見地味ながらもかなり面白いので紹介したい。 (text by T・斎藤) 雰囲気のいい石段 竹ん芸は毎年10月14・15日に行われる。 平日・休日に関係なく日付で固定。祭りの日程にはそういう決め方のところがけっこう多い。 竹ん芸が行われる神社の境内へは、赤い鳥居が幾つも連なる、雰囲気のいい石段を登って向う。 この若宮稲荷神社には、かつて幕末の志士たちがよくお参りに来ていたとのこと。で、またの名を勤王稲荷という。すぐ近くには坂本龍馬が長崎での活動拠点とした亀山社中がある。 竹ん芸のステージ そしてこちらがその神社と、竹ん芸の舞台。
「みそ五郎まつり」 という祭りが毎年11月3日・4日、長崎は南島原市にある西有家町にて行われている。 右が、そのポスター。 伝説の大男・みそ五郎(のオブジェ)が、やんやと囃し立てられながら商店街を移動する。が、気になるのは主役・みそ五郎のそのキャラクター。祭りで担がれるキャラというと、威勢のいい男が目がカッと見開いているようなのを連想しがちだが、みそ五郎はそうではなく、なんと言うか…、 「大男が場違いなところに来てしまって困ってる」 みたいなムードが漂っているのだ。 これが個人的にずっと気になっていたので、 今年こそはと見に行って来た。 (text by T・斎藤) 島原鉄道に乗って みそ五郎まつりは、島原鉄道・西有家(にしありえ)駅の近くの商店街で行われている。島原鉄道は来年3月で部分廃線されることが決まっており、西有家駅ももうじきなくなってしまう。 そういう事情もあって、今年こそ行かね
島原鉄道、通称・島鉄が、来年の3月末で部分廃線となる。南半分がなくなってしまうのだ。 いかん、その前に乗りに行かなきゃ。 特にトロッコ列車は3月25日~11月30日の期間限定なので、もしかしたら今回を逃したらもう後が無いかもしれない。 という感じで記念乗車的に乗りに行ったわけだが…、 いやぁ、これがなんだかすごく良かったわけですわ。 (text by T・斎藤)
長崎で最もメジャーな麺類といえば、 そう、ちゃんぽんだ。 「昼は蕎麦かうどんでも食べようか。」 という何げない場面も、長崎では 「昼はちゃんぽんか皿うどんでも食べようか。」 となる。別に大げさに言ってるとか勢いで言ってるとかでなくむしろ控えめに言って長崎ではそれが普通で、みな当たり前にちゃんぽんを食べている。 関東から長崎に移り住んで丸7年。今回は私が長崎で得たちゃんぽんの知識を披露したいと思う。 (T・斎藤) 家で普通に作ってる 名物には、地元の人が誰も食べない名物と食べる名物とがあるが、ちゃんぽんは地元の人が食べる、それも“ものすごく”食べる名物だ。 長崎では「ちゃんぽんは家で作るもの」と思ってる人も多い。スーパーにはちゃんぽんを作るのに必要なものがすべて揃ってる。それどころか、コンビニにまで置いてあったりする。デイリーヤマザキで野菜やお惣菜に混じってちゃんぽん麺やちゃんぽんの具が並ん
長崎は島原半島が、世界遺産の地質版とも言うべき世界ジオパークに認定された。国内第一号だそうだ。 島原半島には何度も訪れたことがあるが、たしかにあの辺りの地質はすごいものがある。火砕流が流れた跡とか、地面の境界線がわかる場所とか。 というわけで、改めてそのジオパークぶりを見に行った。 (T・斎藤) 地球の割れ目 まずは、地面の境界線がわかる場所から見てみよう。 地球の表面には「プレート」と呼ばれる岩盤があり、それがじわじわ動いて押し引きした結果、「断層」と呼ばれる割れ目ができる。 なんともスケールのでかい話で普段はあまりピンとこない話だが、それがすごくわかりやすく見える場所がある。 これだ!
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