2015 年1 月24(土)に東京都千代田区「アルカディア市ヶ谷」にて、筑波大学教授 逸村裕先生をお迎えし、(一社)デジタル情報記録管理協会の第一回特別講演の開催をすることになりました。 テーマは「今あらためて資料のデジタル化の意義・意味を問う~様々な活用がなされる素材としての可能性を生むデジタル化~」です。講師の逸村先生より「今ふたたび図書館とデジタル化を語る」という題目で講演をいただきます。 図書館司書、博物館・美術館の学芸員をはじめ、資料のデジタル化に興味のある方に参加いただける内容です。 講演後には、図書館司書の業務内容のスキルアップを主とした資格取得講座「デジタル情報記録技術者」も行われます。 デジタル情報記録管理協会 第一回特別講演会 「今あらためて資料のデジタル化の意義・意味を問う ~様々な活用がなされる素材としての可能性を生むデジタル化~」 講師 筑波大学 図書館情報
現在、多くの電子書籍事業は「半永久的な貸本」の体裁をとっています。でもこのサービスにも販売にもなりきれない形態が、多くの問題や不満を引き起こしている気がします。私は出版、書籍流通、書店のいずれにも属さずその領域の「モノを知らない」ただの読者ですが、私のフィールドであるクラウドコンピューティングの視点から、クラウドサービスの定義に沿った「Book as a Service」という考え方を提案してみます。 自転車操業に見える現在の電子書籍「業」 先月、TSUTAYA.com eBOOKsがサービスを終了すると発表しました。利用者の購入済タイトルはBookLiveが引継ぎ、引き継げないタイトルは購入金額分のT-Pointで補償するとのことです。これまでにも多くの電子書籍サービスが、サービス終了時にはポイント等での補償をしてきました。 でもなぜ補償するのでしょう? 電子書籍事業が「電子書籍を売る(
日本で8月に最もよく売れたWiley(Wiley-Blackwell, Wiley-VCHを含む)の理工書トップ5をご紹介します。タイトルまたは表紙画像をクリックすると、目次やサンプル章(Read an Excerpt)など、詳しい内容をご覧いただけます。 1位 Sequence Stratigraphy Edited by Dominic Emery, Keith Myers ISBN: 978-0-632-03706-3 Paperback / 304 pages / August 1996 地層学の有力な手法として近年急速に重要性を増した「シーケンス層序学」に関する古典的教科書です。British Petroleum (BP) で使われた研修用教材を基に編纂されたもので、シーケンス層序学の基本的な概念とテクニック、応用法を解説します。 2位 Advanced Analysis of
出版状況クロニクル78(2014年10月1日〜10月31日) 9月の書籍雑誌推定販売金額は1508億円で、前年比0.7%減。その内訳は書籍が同0.4%減、雑誌は1.1%減で、前月より持ち直しているが、それは前年より送品稼働日が1日多かったことによっている。 返品率は書籍が35.4%、雑誌が38.3%で、上昇は止まったものの、雑誌のほうが高くなっている。 書店販売状況は書籍雑誌ともに7%減で、コミックス以外はほぼ全分野がマイナスである。 今年も後2ヵ月を残すばかりだが、9月までの推定販売額の5%減を当てはめてみると、14年は1兆6000億円を割ってしまうことになるだろう。これは1983年と変わらないし、しかも1997年の雑誌販売金額とほぼ同じであり、ちょうど同年の書籍販売金額に相当する1兆円が失われ、30年前へと逆戻りしていることになる。 これがまぎれもないこの20年にわたって起きた出版業界
2014年11月15日、立命館大学衣笠キャンパスで同大学文学部と日本ペンクラブの共催セミナー「浅田次郎が語る電子出版時代の書店と図書館」が開催されます。 同セミナーでは第1部で日本ペンクラブ会長の浅田次郎氏による講演を、第2部では浅田氏に加えジュンク堂書店難波店店長の福島聡氏、元浦安市立図書館長で立命館大学文学部教授の常世田良氏、『月刊京都』編集長で白川書院代表取締役社長の山岡祐子氏をパネリストに迎えたパネルディスカッションを行うとのことです。参加には会場費500円が必要になります。 言論表現委員会シンポジウム「浅田次郎が語る電子出版時代の書店と図書館」(11月15日開催・京都)(日本ペンクラブ) http://www.japanpen.or.jp/news/guide/1115_1.html 日本ペンクラブ・立命館大学文学部共催 「浅田次郎が語る 電子出版時代の書店と図書館」(定員300
2014年11月4日、カーリルは同社と同じく岐阜県に所在する自動車部品メーカー太平洋工業株式会社およびその子会社であるピーアイシステム株式会社と共同で、図書館向けのICタグ対応タブレット端末を開発したと発表しました。 この端末はカーリルの各種サービスだけではなく、他社の図書館システムともシームレスに連携する仕組みを持ち、ICタグの読み込みだけではなく書き込み等もサポートしているため、書誌情報と連携した情報の表示等だけではなく、貸出・返却処理とも連携可能とのことです。 開発した端末の試作品は2014年11月5日から7日にかけて、パシフィコ横浜で開催される図書館総合展で展示されます。 図書館向けICタグ対応タブレット端末を開発しました(カーリル、2014/11/4付け) http://blog.calil.jp/2014/11/ictag.html 参考: 本棚とウェブをスマートフォンの“タッ
米SPARCが北米の大学におけるオープンアクセス(OA)出版にかかる費用支援に関して、2009年からの5年間の推移をまとめたレポートを公開しています。 同レポートによれば、2009年当時はOA出版にかかる費用を支援するための、大学による基金等は北米に9件しかなかったものが、2014年には51件と5倍以上に増加しており、これらの基金による支援を受けた論文数も2009年の207本から2014年には3,863本と18倍以上、支援を受けた著者数も187人から3,121人と16倍以上に増えていたとのことです。 North American Campus – Based Open Access Funds: A Five – Year Progress Report(SPARC) http://www.sparc.arl.org/sites/default/files/OA%20Fund%205%20
2014年11月2日付けのThe Irish Timesオンライン版記事で、アイルランド国立図書館の評議員会が、このまま予算増がなされないのであれば2015年のサービスは縮小を余儀なくされると図書館を所管する芸術・文化遺産・ゲールタハト省に伝えたことが報じられています。 同記事によればアイルランド国立図書館に対し提示された次年度予算額は2014年度と同じ640万ユーロでしたが、これは2008年に比べて44パーセント削減された金額であるとのことです。アイルランド国立図書館はサービス維持のために100万ユーロの増額を要求していましたが、認められませんでした。 アイルランド国立図書館評議員会は、予算がこのまま増額しなければ、写真アーカイブ施設の閉館や夜の開館時間の短縮等を余儀なくされるだろうと述べているとのことです。 National Library warns it will have to
2014年10月30日、大日本印刷が、図書館向けUHF帯ICタグ3種について2014年10月から販売を開始すると発表しています。2015年春には、自動貸出返却機やセキュリティゲートなどのUHF帯ICタグ機器4種の発売を予定しているとのことです。 図書館の蔵書管理システムとして、バーコードに代わって、書籍を重ねた状態での一括読取や不正持ち出しの検知が可能なICタグの採用が進んでいるとのことです。従来はHF帯ICタグが主流でしたが、今後は、通信距離が長く同時に多数の書籍を読取可能なため、作業の効率化が実現できるUHF帯ICタグの採用が増える見込みとのことです。 図書館向けUHF帯ICタグシステムを発売(大日本印刷, 2014/10/30) http://www.dnp.co.jp/news/10104302_2482.html 参考: 大日本印刷、書籍専用ICタグとその高速実装技術を開発 Po
2014年10月14日、日本障害者リハビリテーション協会情報センターのウェブサイトにおいて、情報へのアクセスと開発に関するリヨン宣言の日本語訳が掲載されました。リヨン宣言は、2014年8月に国際図書館連盟(IFLA)・世界図書館情報会議(WLIC)年次大会において、国連のポスト2015開発アジェンダ(United Nations post-2015 development agenda)を積極的に推進することを目的として、発表された宣言です。 情報へのアクセスと開発に関するリヨン宣言 (日本障害者リハビリテーション協会情報センター) http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/ifla/lyon-declaration_jp.html The Lyon Declaration – On Access to Information and Develo
2014年10月31日、英国国立公文書館(TNA)が、“Open Government Licence”のバージョン3.0を導入したとのことです。英国政府のライセンスのフレームワークである(UK Government Licensing Framework:UKGLF)の一つとのことで、政府やその他の公的セクターの幅広い情報の利用と再利用を許可するライセンスで、基本的な用語や条件は変更されていないとのことです。 主な変更点としては、帰属の記述の公開に関する書きぶりの変更があげられるとのことです。これにより、さまざまな異なった情報源から情報を利用したとしても、再利用を行う者は、いつでも、情報提供者により規定されているあらゆる記述を含める必要があることが明示されたとのことです。 なお、Open Government Licenceのバージョン1.0や2.0のもとに提供された情報は、引き続きその
2014年10月31日、英国デジタルキュレーションセンター(DCC)が、英国の高等研究機関向けに、どの研究データを保存すべきかを判断するためのガイド“Five steps to decide what data to keep”を公開しました。研究者がプロジェクトにおける判断や、部門のガイドライン策定の際に使用することを想定しているとのことです。特定のデータセットに関して、研究者が、適切なスタッフのアドバイスをもとに、研究データ管理に関する機関の方針や所属部門で得られるガイダンスを考慮して判断を行うとの想定に基づいているとのことです。 DCCがこれまで公開している、キュレーションのための研究データの評価と選択についてのガイドライン“How to Appraise & Select Research Data for Curation”、研究データ管理サービスの進め方“How to Deve
2014年11月3日、Library Journal誌が、米国公共図書館のランキング2014年版を発表しました。2008年に開始されたもので、今年で7回目となります。今年のランキングは、博物館・図書館サービス機構(IMLS)の2012年のデータに基づいており、7,586館が対象となっています。そのうち258館に対しては、「星付き図書館」(Star Libraries)として、予算規模ごとに、五つ星・四つ星・三つ星が与えられています America’s Star Libraries, 2014: Top-Rated Libraries(Library Journal, 2014/11/3) http://lj.libraryjournal.com/2014/11/managing-libraries/lj-index/class-of-2014/americas-star-libraries
2014年11月3日、Wiley社とSafari社が提携し、学生、教員、図書館員向けのデジタルレファレンスサービスのプラットフォームの提供を目指すと発表しています。Safariの“PubFactory”のプラットフォームとWiley社のオンラインレファレンス関連の製品を統合し、Wiley Reference Libraryとして、2015年の前半のサービス開始を目指すとのことです。 Wiley & Safari’s PubFactory Announce Strategic Partnership(Wiley, 2014/11/3) http://as.wiley.com/WileyCDA/PressRelease/pressReleaseId-113662.html News(Safari PubFactory) http://www.pubfactory.com/news/ Wiley
米国情報標準化機構(NISO)は、2014年11月4日、定期刊行物の交換プロトコルについての推奨指針のドラフト版“Protocol for Exchanging Serial Content”を公開しました。2014年12月5日まで、意見が募集されています。 この推奨指針は、コンテンツのプロバイダーと利用者の双方が、何が配信されて、受信されているのかを把握できるような方法で、デジタルな定期コンテンツのパッケージにおけるあらゆる要素を管理するための最もよいガイダンスを提示するものとのことです。 Protocol for Exchanging Serial Content (PESC)(NISO RP-23-201x)(NISO) http://www.niso.org/apps/group_public/download.php/13983/rp-23-201x_PESC_draft_for
2014年10月27日、ハワイ大学のウェブサイトに、2004年に発生したマノア川の洪水により大きな被害を受けた同学マノア校のハミルトン図書館についての記事が掲載されています。災害から10年を経て、当時の災害の様子や保存部門による水害を受けた資料補修等の対応を振り返り、単なる復旧ではない発展を遂げた現在のハミルトン図書館の様子を伝えています。 Hamilton Library thrives 10 years after devastating flood http://www.hawaii.edu/news/2014/10/27/hamilton-library-thrives-10-years-after-devastating-flood/ 関連: バゼル 山本 登紀子. 楽園を襲った「ハロウィーンイブ鉄砲水」:ハワイ大学マノア校ハミルトン図書館災害復旧報告. 情報管理, 2005,
電子フロンティア財団(The Electronic Frontier Foundation:EFF)が、Facebook chatやiMessage、Skype等のメッセージツールのプライバシー保護の状況を調査し、その結果を公開しています。メッセージツールは、(1)通信内容は暗号化されているか、(2)プロバイダがアクセスできないキーで通信内容が暗号化されているか、(3)通信相手を独立して確認できるか、(4)暗号化のキーが盗まれた場合に、過去の通信は保護されるか、(5)コードが公開されており、個別の評価が可能か、(6)セキュリティの方針は適切に文書化されているか、(7)コードは監査を受けているかという観点で評価され、結果が一覧で公開されています。 SECURE MESSAGING SCORECARD(EFF) https://www.eff.org/secure-messaging-scor
国際図書館連盟(IFLA)が刊行する“IFLA Journal”の40巻3号(2014年10月)が公開されました。今号は、「イノベーションの中心としての国立図書館」をテーマとしており、シンガポール、オランダ、エジプト、カタール、エジプト、カナダ、オーストラリア、ドイツ、中国、英国の図書館についての記事が掲載されています。 Volume 40 Number 3 October 2014 http://www.ifla.org/files/assets/hq/publications/ifla-journal/ifla-journal-40-3_2014.pdf IFLA Journal http://www.ifla.org/publications/ifla-journal Now available: October 2014 issue of IFLA Journal(IFLA, 20
米国図書館協会(ALA)会員向けのコミュニティサイト“ALA Connect”で、オンライン上の動画コレクションのリストが公開されています。主な情報はミネソタ大学図書館のデジタル動画コレクションのページから、また、アリゾナ州立大学が提供している情報もあわせて作成されたものとのことです。大学図書館での利用を想定しており、有料のストリーミング動画、無料の動画コレクションのウェブサイトの2部構成で、各コレクションのリンクが提供しているコンテンツの解題つきで紹介されています。 今後、ALA Connectでこのリストに情報を追加し、維持していくとのことです。 Digital Video Collections Guide(ALA Connect, 2014/9/22) http://connect.ala.org/node/183711 Digital Video Collections Guid
2014年11月3日、英国のGuardian紙(オンライン版)に、ロシアのモスクワ地下鉄が開始した、ロシア古典文学の無料ダウンロードサービスについての記事が掲載されています。駅のプラットフォームで、利用者がスマートフォンやタブレット端末によってコードを読み取ることで、プーシキンやチェーホフ、トルストイ等の作家の、100以上の作品が利用できるとのことです。市全体でプロジェクトを開始する前の試験のため、現在は195ある駅のうちの数駅でのみ宣伝されているとのことです。 Moscow metro opens virtual library of Russian classical literature (the gardian, 2014/11/3) http://www.theguardian.com/world/2014/nov/03/sp-moscow-metro-russian-class
2014年11月4日、科学技術・学術政策研究所(NISTEP)は、「博士人材データベースの設計と活用の在り方に関する検討」を公表しました。 NISTEPでは、科学技術イノベーション政策における「政策のための科学」のデータ・情報基盤構築事業の一環として、博士人材データベースの構築を進めているとのことです。博士人材データベースは、高度専門人材である博士課程修了者の状況を継続的に把握することを可能とし、人材育成に関する政策形成や政策研究への活用、更には、博士課程進学を検討する者にとって有益な情報が得られる、大学及び関係機関のための共通情報プラットフォームであるとされています。 この報告書では、2011年度より開始し、試運用の段階へと進んだ博士人材データベースの設計と活用の在り方について検討したものとのことです。 「博士人材データベースの設計と活用の在り方に関する検討」調査資料-231の結果公表に
NPO法人知的資源イニシアティブ(IRI)が授与している“Library of the Year”の2014年の最終選考が、2014年11月7日に第16回図書館総合展において開催され、先に優秀賞として発表されていた「海士町中央図書館(島根県)」「京都府立総合資料館」「福井県鯖江市図書館「文化の館」」「NPO法人情報ステーション「民間図書館」(千葉県)」の中から、大賞として、京都府立総合資料館が選出されたようです。 Library of the Year 2014 http://www.iri-net.org/loy/loy2014.html Library of the Year 2014 最終選考会(USTREAM) http://www.ustream.tv/channel/lf2014-site-exhall Library of the Year(Twitter) Library
2014年11月4日、オランダ大学協会(VSNU)が、Elsevier社とオランダの大学図書館による購読料とオープンアクセスについての交渉が暗礁に乗り上げたと発表しています。大学側は、オランダ教育・文化・科学省の方針に従い、学術出版物の自由利用を求めていたとのことです。 個々の学術出版社の学術ジャーナルの購読契約は、オランダ科学研究機構(NWO)、Royal Netherl ands Academy of Arts and Sciences (KNAW)、やその他の研究機関だけでなく、オランダの研究大学と応用科学大学等すべてに対してなされているとのことです。いくつかの出版社は、オープンアクセスに対して消極的で、収益モデルの劇的な変化を望んでいないとのことですが、Elsevier社以外の出版社は、オープンアクセスへの移行に成功しているとも発表されているようです。 Negotiations b
2014年11月7日、Yahoo! JAPANが、「検索結果とプライバシーに関する有識者会議」を設置し、有識者会議を通じて検索サービスの社会的意義や検索サービス提供者の社会的責務について検討を行い、今年度中をめどにその結果の概要を公表すると発表しています。 Yahoo! JAPANには、同社の検索サービスの検索結果に表示される自身についての情報を、検索結果から削除してほしいとの要望が寄せられてきており、検索結果に表示すべきか、削除すべきかの判断にあたって、検索サービスに対する信頼と透明性を確保すること、「表現の自由」、「知る権利」とプライバシーのバランスを配慮した判断のあり方を整理し、広く外部の専門家から意見を得るため、有識者会議を開催するとのことです。 委員長である内田貴氏(東京大学名誉教授、弁護士)のほか、4名の委員が公表されています。 2014年11月11日に第1回有識者会議を開催し
早稲田大学のウェブサイトで、同大学中央図書館で2014年10月20日から24日に開催されたイベント「脱出ゲーム」について紹介されています。中央図書館内に仕掛けられた問題を解きながら、図書館のサービスや機能を知ることのできるイベントとのことです。早稲田大学図書館公式の学生ボランティア団体である「LIVS」が企画し、図書館と共に運営したもので、最終的な参加者の総数は614人、脱出成功率は45.28%だったとのことです。 中央図書館「脱出ゲーム」(早稲田大学, 2014/11/7) http://www.waseda.jp/top/news/14661 図書館主催「脱出ゲーム」 http://www.wul.waseda.ac.jp/CLIB/livs/201410escape/ 中央図書館で「脱出ゲーム」が開催されます!(10/20-10/24)終了 (早稲田大学図書館, 2014/10/11
米国大学研究図書館協会(ACRL)が刊行する“College and Research Libraries News”75巻10号(2014年11月)に、ウェブ上でアクセスできる医学史の情報源へのガイドが掲載されています。 Duke University Medical Center ArchivesのJolie Braun氏によって作成された当ガイドでは、ウェブ上の情報源を、デジタル画像コレクション、デジタル展示、視聴覚コレクション、講義・ポッドキャスト・オンラインの講義、学術雑誌、データベース、シラバスとリソースリスト、ブログの8つに分類しており、各々の情報源には解題とURLが付せられています。 Jolie Braun. A guide to history of medicine resources Image collections, podcasts, videos, and m
2014年11月2日、佐久市立望月図書館(長野県)にて、「読書に心地よい椅子コンテスト」の入賞作品5脚の発表と表彰式が行われました。 全国17都府県から応募された全64作品のうち、1次審査(書類審査)を通過し、実際に製作応募された22作品について、2014年7月26日から9月28日まで、佐久市望月図書館を訪れた利用者の方に、実際に見て、触って、座ってみてもらい、心地よい椅子、図書館にあったらいいなと感じる椅子を選び、投票をしてもらったとのことです。 グランプリは、総投票数2,287票のうち291票を獲得した、『図書館のための椅子』が受賞したとのことです。 入賞者決定!! (望月の光と風と緑 読書に心地よい椅子コンテスト)(佐久市) http://www.city.saku.nagano.jp/cms/html/entry/18455/1.html 椅子コンテスト情報 その6 入賞作品決定、
International Journal of Digital Curation誌の最新号(Volume 9, No.2, 2014)に、英国におけるビデオゲームの保存をテーマとした査読論文“Video Game Preservation in the UK: A Survey of Records Management Practices”が掲載されています。 サマリーによると、英国のビデオゲーム産業における保存に対する現在の意識を明らかにするため、開発文書等のレコード類の保存の実態や、ゲーム開発者の保存に対する考え方について分析したとのことです。調査の結果、ゲームの保存については大きな関心があり、可能であれば実現したいと考えていることが明らかになりましたが、著作権侵害やコストの問題で、内部的に保存を行うのが難しいとされているようです。記事では、単に保存の専門家と企業が協力することだけ
2014年11月10日、CrossRefとDataCiteがデータの公開と引用のためのDOIの採用を加速させるための新しいイニシアチブを発表しています。 出版社・データセンター・図書館等が学術的なDOIのシステムに一体化することを容易にするための個別のシステムの強化、記事とデータを連結させるための包括的な支援の提供、彼らのサービスに他の既存の学術コミュニケーションイニシアチブ(ORCIDやCrossRefのFundRef)を一体化させること等、5つの点で共同することに2機関は合意しているようです。 CrossRef and DataCite announce new initiative to accelerate the adoption of DOIs for data publication and citation (CrossRef,2014/11/10) http://cros
ORCID Outreach Meeting, Fall 2014 has finished. Thanks for #ORCID, Local program committee, Event sponsors and attenders! #orcid13 A photo posted by Keita Bando (@keitabando) on Nov 11, 2014 at 3:31am PST ORCID Outreach Meeting, May 2014でポスター発表し、「ORCIDアウトリーチ・ミーティング in シカゴ(集会報告)」 を「情報管理」Vol.57 No.6(9月号)に掲載して頂いた勢いで、国立情報学研究所にて11月4日に開催されたORCID Outreach Meeting, Fall 2014にORCID Ambassadorとして参加してきました。 当
http://orcid.org/content/tokyo2014 NIIで行われたイベントのメモ。 研究者に対してグローバルなIDを与えるORCID。ORCIDに関するイベントが北米や欧州以外で行われるのは初めてということだった。10時から17時半まで、みっちりと計11本のプレゼン(基調講演+3パート x 3本)が行われた。内容は、ORCID、CrossRef、東アジア各国の事例(日本、韓国、台湾、香港。中国はなし)、など。ブレイクの時間はコーヒーやお菓子が振る舞われ、これがなんとWellcome Trust提供だったのでびびる。参加者は図書館員ではなく学会や出版社の方が大半で、黒服多めな感じ(参加申込者一覧)。 資料は後日ウェブで公開されるらしい。また、『月刊DRF』12月号でも特集が組まれる予定とか。 全体的な感想 登録iD数が100万件というひとつのマイルストーンを達成する直前ま
ORCID Outreach Meetingのあとは、横浜に移動して図書館総合展に2日間だけ(いまや会期は7日間にもなっている)参加。去年に続き。 純粋なお客さんとして参加するのは久々だったけど、楽しかったなあ。相変わらず。 図書館総合展という場所はやっぱり「情報」よりも「元気」を得るところだと、あらためて感じた。日常の仕事のなかでだんだん下がりそうになる目線を、くっ、と上に向けることのできる場。たくさんの人と会ってわーわー騒いだり、きらきらと輝いてる人を目の当たりにしてあんなふうに仕事がしたいと強く願ったりする。一方で、自分や職場の現在地と比べてしまってその「届かなさ」に悲しく、悔しくなったりもする[*1]。上がったり下がったりではあるんだけど、ちゃんとその両方(あるいは↑のみ)が得られる場所だと思う(単なる経験談)。そこが「総合」の良いところ。正直、わざわざ現地まで足を運ばないと得られ
http://www.nii.ac.jp/content/event/2014/OA_summit.html 10月21日・22日にNIIで行われた「オープンアクセス・サミット2014」というイベントで、ちらっとプレゼンをしてきました。 発表内容 JAIRO Cloud & researchmap:機関リポジトリと研究者DBの連携をクラウドへリフトさせる from Yutaka HAYASHI 機関リポジトリ推進委員会技術WGのメンバーとしてのお仕事です。JAIRO Cloudとresearchmapは連携したほうがいいよね、というだけの内容で、いまどうなってるか、これからどうするか、というお話をしてきました。 機関リポジトリと研究者データベースの連携というテーマの難しいところは、連携じゃなくていっそ統合したほうがいいんじゃないかという流れになるところです。そうとも言えるし、そうでないとも
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●アウトリーチと図書館 想定されている一般的な方法・環境下ではサービス・資料へのアクセスに支障・不自由があり、何らかの不利益をこうむっているユーザ(群)が存在する。 その事情にあわせて何らかの対策をとり、あるいは働きかけをして、サービス・資料へのアクセスを保障しようとする。 そういった活動を、図書館業界では「アウトリーチ活動」と称して、重要視している。 そもそも、本来私的所有物となり得る書籍を公的に確保し、無料で公共に提供して、ユーザの資料・情報にアクセスする権利を保障する、という図書館の存在自体がすでにアウトリーチ活動なんだということ。 医療、社会福祉、公共・コミュニティサービスなどの文脈でもそういったことは語られるとは思うんだけども、ここではとりあえず図書館学の視点からのみ。 1994年『ユネスコ公共図書館宣言』 「年齢、人種、性別、宗教、国籍、言語、あるいは社会的身分を問わず、すべて
『群書類従』噺のその3です。 (1) おいたち:『群書類従』はどういう経緯で誕生したのか http://egamiday3.seesaa.net/article/406921580.html (2) 評価: 『群書類従』って実際すげえのかどうか http://egamiday3.seesaa.net/article/407049317.html ★(3) JK: 『群書類従』がJapanKnowledgeに入ったら何が起こるのか (1)・(2)とふつーにそれっぽいことまとめてたブログでしたものが、ここから突然に特定の製品を褒めちぎり始めるという青汁番組へと一気に変貌していきます。 『群書類従』を現代での立場で評価したとき、 △ 本文としての質・正確さ △ 文献それ自体の現代における価値 には△印をつけざるを得ないけども、 ○ 文献が残っていること(保存) ○ 読みやすく整備されているこ
日時:2014年11月08日(土)13:00~16:30 場所:同志社大学良心館104番教室 プログラム: 開会挨拶 真山 達志教授 趣旨説明 山田 和人教授 第1部<教員・学生による取組紹介> 聖路加国際大学 Team based learning:五十嵐ゆかり准教授、堀井桃氏 京都造形芸術大学 リアルワークプロジェクト:北村英之氏、吉田瑞希氏 関西大学 ラーニング・アシスタント:三浦真琴教授、山本綾香氏 同志社大学 プロジェクト科目 スチューデント・アシスタント:伊達立晶教授、木村貴幸氏 第2部<学生によるパネルディスカッション> 聖路加国際大学・京都造形芸術大学・関西大学・同志社大学 コーディネーター 山田 和人教授 簡単なメモ。教員でも教務担当でもない、(学生による学習支援に興味がある)職員視点のメモなので、多分にバイアスがかかっている点をご容赦ください。 その言葉を聞かない日は無
どなたかが,図書館総合展の感想はブログに書いた方がよいとの指摘をされていたので,Blogにまとめてみたいと思います。 まず,今回の総合展では以下のお役目がありました。 コミュニケーションブースでの出展(うち,1日半は一人でお留守番) 図書館情報学レクチャーシリーズの運営進行・講師役 学生のための展示ブースツアーの運営コンダクター フォーラム「ICTを活かす学校図書館—可能性へとつながる学校図書館へ」のコーディネーター こんだけ掛け持ちすると,忙しいんだろうなーと思ったのですが,案の定忙しかったです。 【展示ブース】 3日間,こんな感じでお待ちしておりました。日を追うごとに展示が上手くなっていくのが分かりました。初日はウーロン茶のペットボトルの置き場さえなかったくらいでしたので。 初日と2日目午前中はパートナーの座間先生がお留守番や対応をして下さっていたのですが,お仕事の関係上,あとは一人で
こんばんは。今井です。 本日,無事に第16回図書館総合展フォーラム「ICTを活かす学校図書館 —可能性へとつながる学校図書館へ—」のコーディネーターのお役目を無事に果たすことができました。 詳細を振り返る余裕がないほど,脱力しておりますが,手応えははっきり感じています。横山さん,千田さん,前田さん,池口さんのどの話も魅力的で,これだけで90分のフォーラムでも良かったと思うほどのクオリティの高さで,企画して本当に良かったと嬉しくなりながら,皆さんの発表を伺っていました。 しかし,今回の一番私が嬉しかったのは,会場からの皆さんのコメントでした。実は,会場からのコメントは,コメントシート方式ではなく,参加者1名ずつに,20枚程度の付箋紙を配布して,それに発表者ごとの短いコメントを書き込んでもらい,それを講師ごとに用意したイーゼルパッドテーブルトップに貼り付ける方式で収集しました。 こうすることで
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